丸久小山園 西洞院店茶房“元庵”

丸久小山園 西洞院店茶房“元庵”について

「丸久小山園」（まるきゅうこやまてん）は江戸時代の元禄年間に創業、300年以上の歴史ある京都・宇治茶の老舗茶舗。その直営店の一つ、京都市の中心部や世界遺産『二条城』の程近くにある西洞院店に併設された茶房「元庵」では京町家の中庭を眺めながらお抹茶やスイーツをいただくことができます。

京都・宇治の西部に位置する旧・小倉町は公立の小中学校にお茶の出る蛇口（茶飲み場）も設置されているお茶所。

当地で江戸時代初期〜中期の元禄年間（1688年〜1704年）に創業された丸久小山園さん。園祖・小山久次郎がお茶の栽培／製造をはじめ、やがて販売も手がけるようになり、現在では京都をはじめ全国各地の寺社仏閣や茶道宗家にもお茶を納めている京都の有名茶舗の一つとして知られます。モットー／CIは“品質本位の茶づくり”。

そんな老舗が直営園の一つとして2008年に開店したのがこの「西洞院店 茶房・元庵」。元は呉服商の邸宅だったという京町家を一年以上の時間を掛けこだわってリノベーション。
手前にお茶の販売スペース、奥に茶房スペースがもうけられ、“お茶”のプロでもある店員さんの淹れてくださったお抹茶・お煎茶から、抹茶ロールケーキ、抹茶アイスクリームに夏にはかき氷など様々な形で“お茶”が活かされたスイーツ／甘味をいただくことができます。

視線の向こうには苔やモミジが輝くお庭が。そして喫茶スペースの並びには二畳のお茶室「元庵」が併設され、希望すればこの中でもお抹茶をいただくこともできるそう。人気店なので午前の早い時間などに訪れるのがオススメ！

（2023年1月・8月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。）