"おにわさん"についてAbout "Oniwasan"

あっ、庭園行きたい。

『おにわさん ― お庭をゆるく愛でる庭園情報メディア』は、そんな“日本庭園が好きな人”“庭園のことがちょっと気になった人”の庭園巡りをサポートしたい、そんな想いで個人が運営している非営利のサイトです。

“おにわさん”とは、当初は庭園そのものをうやまい、親しみを込めて呼ぶような、そんな言葉でした。今となっては、庭園そのもの、所有者、作庭家・設計者、維持に携わる庭師、そして研究者やお庭で働くひとびと。そんな方々すべてに尊敬の念を抱いて呼ぶことば、そんな風に思っています。

2019年11月で開設から3年を迎えたにあたって、『日本庭園文化の発信への想い』の欄を追加しました。

掲載情報についてAbout Information

当サイトで紹介している日本全国の庭園や公園、名勝地の写真・情報は全てイトウマサトシが個人的に、自分自身の足で巡ったものです。(2020年1月現在:1,070箇所/観た庭園の数:約1,200箇所)

元々は造園の仕事をしていたわけでも勉強をしていたわけでもなく、ただただ庭園を見るのが好きで巡りはじめました。そのため造園に関する知識や学術的なことは不正確なところがあります。
解説については拝観・見学の際にいただくパンフレットや公式サイト、各自治体の文化財の説明、現地の看板から引用させていただいている点が多いです。それらに関しては全て『関連リンク』として紹介させていただいておりますので、最終的にはそれらの公式な情報をご覧ください。
また、もし情報に誤りがあった場合はFacebook、Twitter、Instagramといった各種SNSアカウントよりお寄せください。

あまり難しいことがわからなくても、“庭園って、なんかいいなあ…”と興味を持って、近くのお庭に足を運ぶきっかけになってくれるような、そんなサイトになれたらと思っています。

日本庭園文化の発信への想いFor Japanese Garden Culture

“庭で学んだ礼は、礼で返す”

『庭園からなにを学ぶか』というnoteもあわせて執筆しました。よければあわせてご覧ください。

『おにわさん』は何者でもない、いち庭園ファン・イトウマサトシ個人が趣味で運営している非営利のサイトです。
寺社仏閣といった神聖な場や、個々人の皆様の所有する文化財やプライベートスペースといった権利物を“ご厚意により見せていただいている”との想いからこれまで一切の広告も掲載しておらず、一銭も収益を得ていません。

寺社仏閣の境内は言うに及ばず、“庭”という場はプライベートスペースであることが殆ど。

その空間づくりに携わる、所有者・作庭者・庭師に最大限のリスペクトを払ったうえで、“庭園ファン”を増やしたい――権利侵害に当たる行為は避けたいけれど、『知られずに失われてしまうのはもったいない。』という気持ちのせめぎあい。
そんな想いで、以下の3つの文章を追加いたしましたので興味ある方はご覧ください。

1. お庭の権利を大切にしたい――おにわさんは非営利サイトです。

当サイトは一切の営利活動をしておりません。また当サイトに掲載している写真を用いて、収益活動を行うことはありません。

今後『おにわさん』を通じて外部のウェブサイトでの発信、イベントに関わることがあるかもしれませんが、基本的には『日本庭園の魅力を伝える』という想いの下、無償でお受けしています。他者の権利物を無断で用いて利益を得るようなことはいたしません。

もし庭園の情報に価値が生まれているとしたら、それは権利者に100%還元されるべき価値です。皆さまに足を運んでもらい、入場料や志納という形で権利者に届くことが、自分にとっても最大の幸せです。

2. 庭園写真を無料提供(シェア)します。

『日本庭園をより多くの方に知ってもらう』
“おにわさん”というサイトが目指しているものがあるとしたら、そういったことです。“シェア”の精神。

内部資料・企画書・卒論など、『非営利の活動である』『金銭のやりとりは発生しない、けど庭園写真が必要』…そんな方には15,000枚以上の庭園写真からご希望のものがあれば元の画像を無償で提供いたします。お気軽にお問合せください。
※これまでメーカー企業様、造園会社様、自治体様などへの提供実績あり。

3. 『うちの庭園、見せてもいいよ』というお誘い、推薦、待ってます。

「おにわさん」への掲載することで、取材費が発生することもなければ、私が収益を得るわけでもありません。
『日本国内にはまだ知られていない素晴らしい庭園がある』心から純粋にその想いだけで突っ走ってきているサイトです。

ビジネスではないのですべて自分の日々の給料・生活費で行っています。言い換えると1食、1泊●万円といった料亭や宿泊施設の庭園に自費で伺うことはまだまだ難しい状況です。笑。本来であれば取材費を支払うべき立場ですが、それは素直に難しい…。

そういった施設に限らず…私自身は素晴らしい庭園を見ることが喜びのすべてです。
「見せてもいいよ」「うちの庭園を自慢したい」…そのような施設の方がいらっしゃった際には、ぜひお声掛けくださいますと幸いです。もし紹介をご希望であれば、ウェブサイトのみならずSNSのフォロワー合計約7,000人にお届けすることができます。
(別にビジネスじゃなくて事実として)どんな地方のマニアックな庭園でも確実に3,000〜4,000人に読まれるのは、たぶん当サイトだけ。
※ただし私個人が行けるタイミングに限られます。

4. 庭園に還元したい。

…とまあ、かっこつけて書いてみたものの、旅費、入場・拝観料、志納…に私の給料は消えてゆきます。築50年の見晴らしだけが自慢のアパート暮らしです。生活が裕福なわけではありません。笑。

まだ構想段階ですが。私の活動に賛同いただける方は、いつか私自身にご支援いただけると大変喜びます。ビジネスをやりたいわけではありません。私を通じて、『支援の手が行き届いていない庭園に還元する』ものとしたい。自分という存在に少しでも価値が生まれているならば、そんな仕組みを作りたい。
庭で学んだ礼は、礼で返す。

掲載実績Publication results

2020年3月:京都市および京都市観光協会(DMO KYOTO)の運営する外国人観光客向けの観光オフィシャルサイト『Kyoto City Official Travel Guide』に、オフィシャルコンテンツパートナーとして記事の提供を開始しました。
本件への意気込み、noteにも書きました

2020年2月:日建学院を運営する株式会社建築資料研究社様のWEBメディア『Luchta』『LUCHTA(ルフタ)』で連載《おにわさんコラム「ゆるふわ庭屋一如」》をスタートしました!

2019年10月:秋田県の県立公園の指定管理などもされている『むつみ造園土木株式会社』様にご紹介いただきました。

2019年5月:ふなぐち菊水一番しぼりでお馴染み!『菊水酒造』様にご紹介いただきました。

2019年5月:庭園研究家/作庭家・重森千靑氏の率いる『重森庭園設計研究室』様のWEBサイトでご紹介いただきました。

2017年10月:雑誌「TVBros.」に『おにわさん―お庭をゆるく愛でる庭園情報サイト』が紹介されました。

著者プロフィールAuthor’s Profile

イトウマサトシ

本職はWEBプロデューサー/WEBディレクター。15歳からウェブサイトを作り始め、大手音楽WEBメディア、日本最大級の野外ロック・フェス公式サイト、有名ゆるキャラ・アイドル、大手各種メーカー等のWEBサイトの制作・開発・企画・運営などに携わりました。
仕事にしてたほど音楽・野外フェスが好きで初夏~秋は全国各地のフェスへ。それ以外の季節は地元のJリーグクラブを追いかけて全国各地のアウェーへ。7~8割の庭園はその合間に巡っています。今となっては庭園マニアと言っても差し支えないかも。あまり自称したくないけど。庭園だけアップし続けたInstagramも6,000フォロワー。庭園インスタグラマーとか、庭園インフルエンサーとか言ってくれる人も。

WEB制作のはじまりはこういった趣味のホームページ。15の頃作ったホームページのように、“おにわさん”は庭園の非公式ファンサイトのようなものになってゆけばいいな。
もしお仕事の相談がありましたらFacebookより気軽にお問い合わせを。このサイト、庭園・日本文化・地方都市――そんなテーマに対して、愛情と熱量のあるサイトの提案を致します。おそらく。

WEB制作・イベント関連のご相談はこちらから⇒ The NEW ALLIANCE

自作自演インタビューInterview

※2016年のサイト開設時のものです。

―このサイトを作ろうと思ったきっかけは?

大きくは3つあります。

【1】“庭園って、なんかいいなあ…”という程度の気持ちで2010年頃から巡り始めて、今となっては国の名勝を中心に全国約400箇所の庭園を巡りました(※2016年開設時点)。趣味としてその情報をまとめたサイトを作りたかったのが一つ。
他にも庭園情報がまとまっているサイトはあり、特にほあぐら様のサイトの日本庭園紀行は庭園を巡る際に非常に参考にさせていただいております。今回のサイトの特徴としては、やはり自分は若い世代の人間なので、今風のウェブデザインにするといったこだわりはありました(笑)レスポンシブデザインになっているのでスマートフォンでも最適化して見られると思います…自分のiPhone6以外での端末チェックはしていないけど。

【2】全国巡っていると、「公共の交通機関では大変行きづらい場所」「行きづらくまた情報が少ない」「だけど素晴らしい庭園」といった場所が少なくありませんでした。観光情報サイトや寺院のウェブサイト、地方の自治体のウェブサイト等、それぞれ単独では情報が十分ではない。それらを断片的に情報を集めることで交通手段のめどが立つことがままあったので、そうした情報をまとめられたらと思いました。
そのため記事の交通情報には公共の交通機関以外に歩く場合の距離感やレンタサイクルがあったかどうかの情報を記載しています。また、記事内に貼っている各種公式サイトは、公式サイトが存在しない場合は自治体や観光情報のサイトを入れるようにしてます。

【3】もう一つは、やはり全国を巡っていると国の文化財に指定されているにも関わらず荒廃した庭園・寺院に出会うことがあります。多くの人は京都に旅行した時には庭園を見に行くと思いますが、日常に戻った時にあまり「庭園へ行こう」という行動を発想しないのではないか?でも、意外と身近に素敵な庭園があったりする――まずはそれに興味を持ってもらうことで、素敵な庭園が荒廃していくことを防ぐきっかけにならないだろうか、と思っています。
そうしたことを意図して「地図から庭園を探す」のページなんかも用意しました。(もう少し工夫したいけど…)

―「おにわさん」というサイト名の意味は?

“おにわさん”というサイト名は、お寺のことを「お寺さん」というような、優しい響きで「お庭さん」と言うような感じで。歴史や学術的なことを意識し過ぎて肩肘張らないように、庭園をゆるく好きになってもらえたら、そんなイメージで思い浮かんだものです。そうしたライトな目線で庭園を楽しめたらという思いで当サイトは制作しました。

―庭園を好きになったきっかけは?

後楽園 / Korakuen Garden, Okayama 初めて「庭園っていいなあ」と思ったきっかけを思い返すと、高校生の修学旅行で行った岡山の後楽園。それから10年経った2009年に旅行で岡山の後楽園に行ったのが、庭園巡りに火がついたきっかけだったように思います。その後、好きなサッカークラブの試合を見に行くついでに、熊本・水前寺成趣園、鹿児島・仙巌園、福島・御薬園…と地方の国指定名勝庭園を巡るようになりました。

その間の特に庭園を巡る意識がなかった頃も、東京都内に住み始めてからはずっと井の頭公園の近くに住んでいたり、昼休みによく日比谷公園や浜離宮恩賜庭園へ出掛けていました。なので池のある公園といったものに惹かれて生活しているのが庭園に惹かれる根底かもしれません。

―実際、行ったらいいオススメの庭園は?

沢山ありますが、その中でも特に素晴らしかった・また行きたいと思っている庭園の記事には「☆☆☆☆☆」、「☆☆☆☆」といったタグをつけています。客観的な評価ではなく、自分が住んでいる東京から遠いところ・行きづらかったところに星がつきやすい傾向にありますが…。
ただ、いずれも各々の世界観・思想を持った名園ばかり。ランキングはつけられないので、そういった形での表現をしています。

また、「地図から庭園を探す」といったページも用意しましたので、ぜひ自宅から週末に行けそうな庭園や、旅行先などをチェックしてみてください。

―今後サイトでやっていきたいことは?

● まずはこれからも「まだ行っていない庭園」や「行ったことあるけど写真の画質が悪い庭園の再訪」など、各地を巡って記事を追加していく予定です。そうした庭園のリストは下部にて。

● その次に「英語化」。京都や東京の庭園は今や外国の人の方が多い。インバウンドに乗っかるつもりではなく、純粋に日本庭園を素敵だと思ってもらえる方々に情報が届くようにしたい。

● あとは入力が大変なので初期段階では開園時間や入場料といった情報は省きましたが(それを補完するために公式サイト等へのリンクを張りました)、いずれはそうした情報も入力できればとは思いつつ…ただ目指しているのは観光情報サイトではないので優先度は低いかなあと。

● それ以外も…サイトのアプリ化?インタビュー記事?本当の庭園のウェブサイト制作?…などなど、ウェブサイトとして形になってみるとやりたいことは広がります!

2016年11月 | イトウマサトシ

2018年10月追記:サイトリニューアルに寄せて

2018年10月のサイトリニューアルで、サイトのキャッチコピーを『庭園をゆるく愛でるお庭情報メディア』としました。

「メディア」という響きにずっと憧れのようなものがある。サイト開設時の目標はまず500箇所の庭園を掲載することで、それは「500箇所も掲載されていれば、庭園メディアと言えるのではないか」という自分内基準によるもの。
掲載箇所もまもなく700件を越えます。もちろん数字だけでなく内容も大事だし、そこはすべて自分の足で行った庭園だから一定の自負はある。(今のところテキストが割と「取り急ぎ」感あったので改善したいと思っているポイントではあり。)

ただ開設から2年経って、TwitterやInstagramでも多くの方が反応してくださっていて。はじまった頃には想像できなかった「こういう人に見ていただけるんだな」という感触があったりします。老若男女、日本の方・各国の方、庭師さんや造園業というプロの方、旅館・ホテル・レストラン等のお庭が身近な存在な方、そして自分と同じように「なんとなく庭園って良くない?」という方もきっといらっしゃるかと。
自分の撮った庭園の写真を掲載していくだけでなく、「お庭」を好きでいる色んな方にフォーカスが当たるようなサイトにしたいなあ――というのが、『庭園をゆるく愛でるお庭情報メディア』というコピーへの想いです。なおサイトで楕円が多いのは自分なりの「ゆるさ」アピールです。(笑)

サイトのデザインも「カルチャー・マガジン」的なものを意識したものにしました。庭園そのものは歴史上に見てもハイ・クオリティなカルチャーの1つであったと思うのですが、大人の文化――としてではなく、より身近に、“写真映え”する野外アートイベント/芸術祭と一緒に楽しめるような――そんなWEBマガジンを目指して。

実際、あの空間――静寂、癒やし、アートとしての素晴らしさ・感動――そのようなものを与えてくれるお庭のほとんどが、500円そこらで体験できるという――うわっ…庭園のコスパ、高すぎ…?
…だけど前述のように、維持に苦労されている庭園も多い。拝観料を高くすれば良いというものでもないと思うし――このサイトも別に一銭にもなっていませんが、もし今後この活動が一銭にでもなるのであれば、庭園や文化財の維持費への投資としたい。

なお今一番やりたいことは「庭師さんへのインタビュー」と「庭園フリーペーパー制作」です。乞うご期待…とは言えないけどハッパかけてくださればがんばります!…たぶん…!

2018年10月 | イトウマサトシ

行った時期が古いので再訪したい庭園リスト:

青森・種差海岸、盛岡・浄土ヶ浜山形・山寺会津若松・御薬園いわき・白水阿弥陀堂水戸・偕楽園金沢・兼六園、成巽閣庭園福井・一乗谷朝倉氏庭園磐田・医王寺庭園京都・渉成園、智積院庭園、平等院鳳凰堂、天橋立鹿児島・仙巌園

行ったけど写真撮影不可だった庭園リスト:

東京・朝倉文夫氏庭園、滋賀・滋賀院門跡庭園、京都・清水寺成就院庭園、大徳寺方丈庭園、大徳寺大仙院庭園、大徳寺芳春院庭園、妙心寺玉鳳院庭園、妙心寺霊雲院庭園、大徳寺真珠庵庭園 など

まだ行ったことのない国名勝庭園リスト:

秋田・旧秋田藩主佐竹氏別邸(如斯亭)庭園山形・總光寺庭園、玉川寺庭園茨城・西山御殿跡、新潟・貞観園旧関山宝蔵院庭園、石川・旧松波城庭園、末浄水場園地、福井・伊藤氏庭園、梅田氏庭園、旧玄成院庭園、三田村氏庭園、山梨・向嶽寺庭園(行ったけど拝観不可)、岐阜・東氏館跡庭園静岡・臨済寺庭園、三重・北畠氏館跡庭園、城之越遺跡、滋賀・延暦寺坂本里坊庭園(雙厳院庭園、宝積院庭園、佛乗院庭園、蓮華院庭園、実蔵坊庭園、寿量院庭園)、旧秀隣寺庭園、朽木池の沢庭園居初氏庭園、光浄院庭園、善法院庭園(行ったけど荒廃)、京都・醍醐寺三宝院庭園、松花堂及び書院庭園、円通寺庭園、燕庵庭園、大徳寺孤篷庵庭園、、妙心寺東海庵書院庭園、今日庵(裏千家)庭園、不審庵(表千家)庭園、聚光院庭園、照福寺庭園、杉本氏庭園、清風荘庭園、對龍山荘庭園、建仁寺霊洞院庭園、大阪・普門寺庭園兵庫・旧赤穂城庭園、田淵氏庭園、旧大岡寺庭園、奈良・平城京左京三条二坊宮跡庭園、円成寺庭園、飛鳥京跡苑池、和歌山・天徳院庭園、鳥取・尾崎氏庭園、島根・菅田庵、広島・吉川元春館跡庭園、旧万徳院庭園、山口・常徳寺庭園、高知・竹林寺庭園佐賀・九年庵(旧伊丹氏別邸)庭園、長崎・石田城五島氏庭園、旧金石城庭園、棲霞園、鹿児島・福山氏庭園沖縄・石垣氏庭園、宮良殿内庭園

(書き出してみるとまだまだあるなあ…登録記念物を加えると更に増える。交通アクセスの悪い場所や通常非公開の庭園が多いですが、少しずつ足を運んでいきます!)