
嘗て皇族も訪れた創業150年超の浜松の老舗料亭“鳥善”がルーツ…佐鳴湖を一望する庭園は、京都の人気レストランも手掛ける庭師、阿波三松園作庭。
ジ・オリエンタルテラス ハイダウェイ(鳥善)について
「鳥善」(とりぜん)は静岡県浜松市で明治時代に創業、150年の歴史を持つ浜松の老舗料亭。昭和・平成にかけ高松宮殿下、秩父宮妃殿下、常陸宮両殿下、高円宮殿下といった皇族も訪れた歴史をほこりつつ、2000年代より屋号を『THE ORIENTAL TERRACE』と改本格フレンチを味わえるお店に。佐鳴湖や南アルプスを一望できる高台のロケーションを活かした庭園“THE GARDEN TERRACE”があります。現代の庭師:阿波三松園・三浦嘉之さんの作庭。
浜松の中心部からは約4km西方、「佐鳴湖」湖畔の高台にそびえるジ・オリエンタルテラス。その歴史は古く、浜松の中心繁華街(鍛冶町)で創業した「料亭鳥善」がそのルーツ。この地に移転したのは創業100年を迎えた1963年(昭和38年)、当初は数寄屋造りの純和風建築だったそうで、先の皇族のみならず政財界の人物や昭和の俳人・山口誓子など文人墨客にも愛されたそう。
現在は建物や庭園も決して“純和風”“日本庭園”ではないのですが——でもエキゾチックな植栽の中にもアプローチの石積や、佐鳴湖側の主庭のモミジ+ツツジの刈込の様な植栽にところどころ“和のお屋敷”だった面影が感じられます。主庭に2018年に完成した「インフィニティプール」は佐鳴湖の景色と空の色をシームレスに繋げるかのようなデザイン。その整形的なプールに対して周囲に荒々しい自然石が配されているのがすごくかっこいい――
現在の庭園の作庭(改修)を手がけたのは、徳島を拠点とする庭師:阿波三松園・三浦嘉之さん。お屋敷の佇まいを含め、京都の人気レストラン(近代日本画家・竹内栖鳳の旧宅がリノベーションされた)『THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO』の事を思い出してたらやはり同じ庭師さん!元々は京都で修行なさっていた三浦さん。エキゾチックや革新性の中にも、伝統に裏打ちされた技術やデザイン性が見え隠れします。これまた地元の価値を感じて欲しい庭園!
現在のたたずまいも当然素敵なのですが、中の人の個人的には中学生の時に先生の披露宴を見に来たという思い出・記憶があったり、近隣の国指定史跡『蜆塚遺跡』が小さい頃の遊び場だったり…というエリアで思い入れがあるエリアの名店でもあります。旅の方も利用を検討してみて。
(2020年12月、2026年6月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)
アクセス・住所 / Locations
JR東海道新幹線 浜松駅より路線バス「佐鳴台協働センター」バス停下車 徒歩1分、佐鳴台5丁目バス停下車 徒歩5分
〒432-8021 静岡県浜松市中区佐鳴台6丁目8-30 MAP
投稿者プロフィール

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