玄想庵

玄想庵について

【通常非公開／レンタルギャラリー・貸会場として利用可】
「玄想庵」（げんそうあん）は京都の中心部・四条烏丸の交差点から程近くにある築130年以上の京町家を活用したレンタルスペース／ギャラリー。

ずっと訪れたいと思っていた京町家！なかなか機会がなかったのですが、2023年3月に「町家の日」の関連イベント『Have fun 町家！』の会場として公開された日に初めてその中に入らせていただきました。

最も古い座敷・茶室は明治時代に建築され築130年以上の歴史をもつ「玄想庵」。
現在所有・運営されている有限会社廣幸さんの本体・廣田紬株式会社さんは戦後、1946年（昭和21年）の創業。北関東の本場結城紬や鹿児島の本場大島紬をはじめとして、日本各地の伝統工芸織物を扱う呉服製造卸として70年以上の歴史を数えます。

そんな紬問屋の商家をルーツとする旧館をベースとして、昭和以降に社屋として増築された歴史を持つのが現在の玄想庵。昭和の京町家らしいファサードと一体化した3階建の社屋の姿が違和感なくスッと入ってくるのも通りかかっていて好きだったんだよな…！

元から織物の展示会場として使われていた所から発展して、2017年からレンタルギャラリー／お茶会やお稽古などイベントのスペース／そしてロケや撮影の場としての貸室がスタート。
また2022年には道路に面した元・店の間が京都を代表する数寄屋大工・中村外二工務店により新たなギャラリースペースに改装されました。

旧館の座敷と茶室の間に京町家の美しい庭園が残ります。訪れた日には梅が綺麗な花を咲かせていて、お手入れされたマツも2階の座敷の目の前までの高さに。

そして2階には近代の京町家らしい、洋風と数寄屋建築が融合した素敵な洋間が…！こちらも会議室として利用することもできます。京都の特別な場所で会議や商談をしたいという方、ぜひ利用を検討してみて！

（2023年3月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。）