“大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ”を訪れるアートファンに立ち寄って欲しい近代和風建築と、苔の名庭園『貞観園』の村山家が残すもう一つの庭園——

国際芸術祭『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ』の初期作品の一つ。現代美術家・保科豊巳さんにより2003年に作庭された環境芸術作品/庭園。

“大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ”の作品も展示された、新田義貞一族の武将が創建した神社。景観が十日町市指定文化財(天然記念物)。

ユネスコ無形文化遺産/国重要無形民俗文化財“綾子舞”を伝える会館前に広がるのは、江戸時代末期に京都の庭師が作庭した柏崎市指定文化財庭園。

新潟・柏崎の紅葉の名所庭園“松雲山荘”を造営した飯塚家のもう一つの庭園は茶庭。江戸幕府の出入庭師の流れを汲む蓮池軍一郎の作庭。

“黒滝要害”の麓の苔むした禅寺。桑名藩家老・神田兵右衛門作庭の江戸時代中期の古庭園。地元柏崎の造園家“秀庭園事務所”入澤秀隆さん作庭の“三尊石庭”も。

庭園を命名されたのは昭和天皇。二度の中越大地震の被害から蘇った江戸時代〜近代に建築の豪農屋敷と日本庭園。柏崎市指定文化財(史跡)。

毎年秋にライトアップされる柏崎の紅葉の名所！大正時代に作庭され近代の邸宅の面影を残す日本庭園と、庭園を眺めながらお茶を戴ける“木村茶道美術館”も。

京都の世界遺産・銀閣寺をはじめ、日本全国各地の文化財庭園の修復に携わった作庭家・田中泰阿弥。氏を育てた新潟・柏崎に庭園文化を持ち込んだ庭師・相澤熊蔵の現存する貴重な庭園。

城館のような長大な濠が圧巻の新潟県最古の豪農の館…300年以上の歴史を持つ江戸時代中期築の国指定重要文化財のお屋敷には、やっぱり苔の美しい庭園！

城下町・上越市高田の伝統的な町並み“雁木通り”。レトロな文化財映画館『高田世界館』の斜向かいで公開されている明治時代の町家建築の庭。

続日本100名城“高田城跡”に残る日本画家・小林古径の旧宅/アトリエは近代数寄屋建築の巨匠・吉田五十八の初期作品…国登録有形文化財。