祇園 ふじ寅

ふじ寅について

「祇園 ふじ寅」（ぎおんふじとら）は京都の中心部・祇園四条駅から程近くにある「ごはんと宇治茶とおまんじゅう」をキャッチフレーズを掲げる京町家を活用したお食事処／カフェ。その坪庭の作庭は滋賀・近江綴園（近江庭園）さん。
2023年、京都・滋賀の情報誌『Leaf』で見て訪れたかったお店。冬になってしまったけれど初めて訪れました。

京阪電車・祇園四条駅から地上に出て鴨川／川端通り沿いを徒歩1〜2分と駅近く。元々小料理屋＆住居だった町家を改装し、2022年7月に開店。
網代網の天井や円窓のある数寄屋風の意匠、そして木目の美しいインテリアが歴史と技術を感じさせる空間で、おまんじゅうをはじめとする各種スイーツ…パティシエ監修のアイス最中御膳やパフェから、ランチ利用にぴったりな「季節野菜のせいろ蒸し」のセットを味わうことができます。

そんな伝統を感じさせる空間の中で、まるで昔からあったかのような、でも新しいのが「お庭」。手前側にある景石や奥のつくばいなど庭石／石造物は元々のお庭から再利用されたもの。植物は新たにこのお庭の為に新しく選ばれ、一時は荒れ放題だったという状態からリデザイン／新しい命が吹き込まれました。
このお庭を手がけた近江庭園さんはその名前の通り滋賀が拠点ですが、京都市内でも様々なお庭を手掛けておられます。

週末のランチどきには予約も一杯だったりする人気店ですが、祇園界隈でひと休みしたい時にもぜひ立ち寄ってみて。

（2023年12月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。）