日月WORK & CAFE

日月WORK & CAFE／日月荘について

「日月WORK&CAFE」（じつげつわーくあんどかふぇ）は京都御苑のすぐ南、烏丸丸太町の交差点から程近くにある京町家を活かしたカフェ。現代数寄屋風の内装は『瑠璃光院』等で知られる京都を代表する数寄屋建築の名工・中村外二工務店の施工。

通り掛かって気になっていたお店。2021年4月に初めて利用。元は呉服商の邸宅として100年程前に建造された京町家で、2013年には一棟貸し宿“日月荘”としてオープン（現在もその札が掛かっている）。

そして2019年にカフェとしてリニューアル。コンセントやWi-Fiも完備でその名の通りワーキングスペースとしても利用できますが、コンセプトは“心と体が充実する時間”。ついつい作業する手を止めて、オーナーこだわりのドリップコーヒーを飲みながら中庭を眺めてまったりしてしまう。神戸や京都の名店で修行を重ねたというパティシエの店長による焼き菓子やデザートも。

なおこの京町家はこのカフェだけではなく、企業さんも入居しているそう（カフェが建物の奥、離れにあたる位置にあるとすると、通り側の母屋？がまた別スペース）。
古い建築の保存・活用ってなかなか課題が多いと思うのですが、そんな風に“オフィス”として用いられるのが最も安定して稼働させられる手法ではあるよなあなんて思う。最近あまり行けてないけど、（こちらだけじゃなく）京町家活かしたコワーキングは今後もなるべく使いたい。

（2021年4月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。）