大極殿本舗 六角店“栖園”

大極殿本舗 六角店“栖園”について

「大極殿本舗」（だいごくでんほんぽ）は明治時代（1885年）に創業した和菓子・京菓子の老舗。慶応元年（1865年）に建てられ築150年越えた京町家を利用した六角店には甘味処“栖園”があり、坪庭を眺めながら作りたての和スイーツを味わうことができます。この中庭の作庭は京都『天龍寺庭園』等の御用達庭師・曽根造園によるもの。

京都市指定歴史意匠建造物にもなっているべんがら色の京町家が特徴的な大極殿本舗さん。週末になると並びのできる人気甘味処…なのですが自分が知ったのはやはり庭園きっかけ。週末に行って待ち時間で断念を二度ほど経て、平日に訪れました。

「山城屋」の屋号で下京区で創業した大極殿本舗さん。「大極殿」というのは平安神宮献菓でもある主力商品の名前で、戦後にその名が企業名になりました。
和菓子・京菓子のみならず京都でいち早くカステラ製造・販売を開始したお店でもあるそうで、そのカステラは昭和天皇が戦前に入洛した際に献上されたとか。（その製造が行われたのが当時の当主の自宅だった、この六角店）

甘味処“栖園”ではわらび餅にぜんざい、季節の生菓子・干菓子をいただくことができます。名物は“琥珀流し”。折角なのでオーダー！寒天だからくどくもないし、なにより見た目もきれい。人気なのも納得！坪庭を眺めながらまったりできました。また街中でボケっとする時訪れたい。

（2020年10月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。）