2022年9月にリニューアル!人気のベーカリー&カフェ“パンとエスプレッソと”の京都新店舗はリノベされた京町家の空間と庭園と。
“パンとエスプレッソと本日の”について
「パンとエスプレッソと本日の」(ぱんとえすぷれっそとほんじつの)は人気のベーカリー&カフェ『パンとエスプレッソと』が2020年9月に新たに京都にオープンした店舗・カフェ。近代に建築された築100年超の京町家を改装した店舗で、京町家の庭園を眺めながらくつろぐことができます。
京都の中心『京都御所』からすぐ近く。オープン当初から行きたい行きたいと思っていた『本日の』。2022年1月に一度訪れていたのだけどその時の写真が紹介するには暗かったので10月に再訪。2回の写真を交えて紹介します。
なおその間の9月に店名が「パンとエスプレッソと本日の」に変わり店内も一部リニューアル。前回は無かったテラス席が新たに加わっていた!
京都に本社を置く有名メーカー・ワコールが新事業として展開する一棟貸し宿『京の温所』。京町家を未来に残すためにリノベーションして活用し、そして将来的にはオーナーに返還する…というプロジェクトで、以前ここでもミナ ペルホネン:皆川明さんによってディレクションされた『京の温所 釜座二条』を紹介しました。
この「パンとエスプレッソと本日の」は『京の温所 竹屋町』に併設された…というより同じ京町家を活用したコンセプト店舗でもある。
店内に入るとまずはベーカリーの販売スペース。2回ともカフェではなく焼きたてパン目的で訪れてる方が居る様子もうかがえて、“パン消費量日本一”の京都でもパンとエスプレッソとが人気を博しているのが伝わってくる。
カフェの利用希望を告げると奥のカフェスペースにご案内いただけます。かつてトオリニワだった?空間が古い柱は残しつつ改装され、キッチン・カウンターとお座敷にテーブルが置かれた席、そして2022年9月にはお庭にテラス席も登場!
そんなお座敷から眺められる京町家の庭園。奥に春日燈籠、中央に伽藍石、鞍馬石を交えた飛び石、そして手前の手水鉢から構成される坪庭。手水鉢の脇にある糸掛石もいかしてる。
そして2回訪れていいなあと思ったのは床の間に掲げられた現代アート作品。若手の芸術家の活動を支援するスパイラル/ワコールアートセンターを運営するワコールとのコラボ店舗ならではと感じるのはこういうところ。
東京に居た頃はSpiralによく展示やイベント行ってたんですよ…もちろん神宮前のパンエスも。(ついでにあの界隈なら根津美術館もSOU・SOUも!)そんな自分の好みにいちいち刺さってくる空間。週末やハイシーズンは混み合いそうだけど、今後も訪れたいお店!
(2022年1月・10月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)
アクセス・住所 / Locations
京都市営地下鉄烏丸線 丸太町駅より徒歩5分
京阪電車鴨東線 神宮丸太町駅より徒歩20分
最寄りバス停は「府庁前」バス停 徒歩3分
〒604-0095 京都府京都市指物屋町371 MAP