目白庭園

Mejiro Garden, Toshima-ku, Tokyo

JR山手線・目白駅から徒歩5分!東京都心の駅近で、無料で楽しめる日本庭園。昭和/平成の東京を代表する造園家・伊藤邦衛作庭。

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目白庭園について

「目白庭園」(めじろていえん)は東京都豊島区にある豊島区立の日本庭園。JR山手線・目白駅から徒歩5分!と駅近かつ無料で散策できる池泉回遊式庭園で、昭和〜平成時代の代表的な造園家のひとり・伊藤邦衛による作庭。

繰り返しになってしまうけれど、JR目白駅からすぐ近く。JR池袋駅からも徒歩圏内で、国の重要文化財『自由学園明日館』の近隣にある日本庭園「目白庭園」。東京都心に多くある「江戸時代の大名屋敷がルーツの日本庭園」…とは異なり、平成年代に新たに作庭された庭園ですが、大名庭園チックな池泉回遊式庭園を気軽に楽しむことができます。

その歴史について。豊島区の地域史をまとめた「としまひすとりい」によると、この目白庭園のある目白3丁目は江戸時代には畑を中心とした農村地帯で、その一角に『感応寺』という大寺院があったそう。 近代に入ると目白駅の出現とともに宅地化が進み、旧感応寺の境内地には尾張徳川家による「目白邸」が造営されました。現在も庭園の西方に残る「徳川黎明会」「徳川ビレッジ」の存在からその名残が感じられます。

前後して大正時代、現在目白庭園のお向かいには『赤い鳥』の創刊者・鈴木三重吉の自邸(兼・赤い鳥社)がありました。園内にある数寄屋建築『赤鳥庵』はこの赤い鳥社から名付けられています。(※貸室のため普段の開園時には非公開ですが、ときおり一般の方向けのお茶の企画も開催されています。)

昭和の戦後には公立学校共済組合目白宿泊所「うずら荘」があったものの、バブル時代の最中に廃業。その後、豊島区が土地を取得し、1990年(平成2年)に《豊島区民が自然に接し、伝統文化をはぐくむ場として活用する》ための施設として「目白庭園」が開園しました。作庭を手掛けたのは、東京の『北の丸公園』『昭和記念公園』など大型な公園・庭園を手掛けた昭和の造園家/作庭家・伊藤邦衛。

園内の大部分を中央の大きな池が占める、池泉回遊式庭園。東京都内の“大名庭園ルーツのお庭”と比べると決してすごく広い敷地という訳ではないのですが、その中に築山や大滝を作って「山の中の様な自然景観」や高低差で景色の移り変わりが演出されています。さすが伊藤邦衛…!氏の手掛ける広大な日本庭園もすごいけど、限られた空間だからこそ構成力・デザイン力が光る…。

池泉のほとりには先述の『赤鳥庵』のほか、六角浮見堂が池泉にせり出す形で配され、ビューポイントやアイキャッチにもなっている。池泉周囲には梅〜椿〜枝垂桜〜ツツジ〜アジサイ〜夏椿〜サルスベリ〜そして秋を彩る彼岸花にモミジにススキと日本の四季の移ろいが感じられる花木が植栽されています。
晩春にはお茶会の名前にもなっているカルガモの親子の姿も。東京都心の住宅街に佇む、都会のオアシス庭園。初めての方も気軽に訪れてみて。

(2017年3月、2023年5月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)

アクセス・住所 / Locations

JR山手線 目白駅より徒歩5分
JR・地下鉄各線 池袋駅より徒歩12分

〒171-0031 東京都豊島区目白3丁目20-18 MAP

投稿者プロフィール

イトウマサトシ
イトウマサトシ
Instagram約9万フォロワーの日本庭園メディア『おにわさん』中の人。これまで足を運んで紹介した庭園の数は2,000以上。執筆・お仕事のご依頼も受け付けています!ご連絡はSNSのDMよりお願いいたします。
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