茜さす 飫肥(旧伊東伝左衛門庭園)

Kyu-Ito Denzaemon Samurai House Garden, Obi, Miyazaki

国の重要伝統的建造物群保存地区“九州の小京都”飫肥に2021年に誕生した武家屋敷を活用した一棟貸し宿…その枯山水庭園は国登録文化財。

庭園フォトギャラリーGarden Photo Gallery

茜さす 飫肥/旧伊東伝左衛門庭園について

【宿泊者向け】
「茜さす 飫肥」(あかねさすおび)は国の重要伝統的建造物群保存地区・飫肥のに残る文化財のを活用した1日1組限定の宿泊施設。その庭園は「旧伊東伝左衛門庭園」として国の登録記念物(名勝地関係)に選定されています。

*掲載している写真は「旧伊東伝左衛門邸」として一般公開されていた時代のもの。2021年にJR九州の運営するホテルとしてリニューアルされました。設計は森田一弥建築設計事務所、構造監修は京都大学生存圏研究所 五十田研究室

日本で2番目に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された城下町“九州の”飫肥。
“曾我兄弟の仇討ち”で有名な鎌倉時代の御家人・工藤祐経の子孫でもある日向伊東氏が桃山時代に本拠地に定め、関ヶ原の戦い以降も離れることなく江戸時代を通じて飫肥藩を統治しました。城下町の地割は桃山時代〜江戸時代初期に形成されたものをよく残していて、武家屋敷の門・石垣・石塀の並ぶ趣きのある町並みが見られます。

そんな飫肥の中心、『飫肥城』の大手門から徒歩3分ほど、城下町の中でも高台に位置するのが「茜さす 飫肥」こと「旧伊東伝左衛門邸」。藩主と同じ苗字のこの伊東家も代々飫肥藩の家老職を務めた上級藩士の家柄で、江戸時代後期に建てられたこのお屋敷は飫肥城下で最古の武家屋敷とも言われ日南市指定文化財となっています。飫肥石による石垣と階段がすごく雰囲気ある。

お屋敷をL字型に囲むように国登録名勝(文化財)の庭園があります。主座敷からの鑑賞を目的としたこの庭園、全体的にはコンパクトだけれど、築山の上にドン!と南国らしいソテツが主木としてそびえているのが迫力ある。雰囲気としては同じJR日南線の志布志の『天水氏庭園』と似ている気がする。

付近には同じく江戸末期に造られた藩校「振徳堂」も。飫肥の古い街並みは庭園にも注目!

(2014年2月、2017年12月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)

アクセス・住所 / Locations

JR日南線 飫肥駅より徒歩約15分(※飫肥駅にレンタサイクルあり)
宮崎市内・日南市内から路線バス「本町1丁目」バス停より徒歩6分

〒889-2535 宮崎県日南市飫肥4丁目4-1 MAP

投稿者プロフィール

イトウマサトシ
イトウマサトシ
Instagram約9万フォロワーの日本庭園メディア『おにわさん』中の人。これまで足を運んで紹介した庭園の数は1,900以上。執筆・お仕事のご依頼も受け付けています!ご連絡はSNSのDMよりお願いいたします。
PICK UP / COLUMN
最新の庭園情報は約10万人がフォローする
【おにわさん】のSNSから。