
国宝・松本城と旧開智学校の間に佇む、昭和モダン建築から数寄屋建築と庭園をのぞむ松本の老舗・開運堂の“和菓子喫茶”。
開運堂 松風庵について
「開運堂」(かいうんどう)は長野県松本市で明治時代から続く老舗和菓子店。国宝『松本城』の北方に位置する支店「松風庵」は開運堂の創業100年を記念して開かれたお茶席と和菓子の店(和菓子喫茶)。数寄屋造りの茶室とそのお庭を眺めながら、1986年中部建築賞、1990年松本市都市景観賞も受賞した昭和モダン建築の中で喫茶を楽しめます。
「真味糖」「開運老松」の銘菓で知られる松本の老舗、開運堂(首都圏や各地のデパートでも見ることがあります)。開運堂が1984年に初の支店として開店した「松風庵」は国宝・松本城の北裏門から徒歩10分、同じく国宝・開智学校から徒歩5分の住宅地…かつての武家屋敷地区の中に佇みます。…何度も来ている松本だけれどこんな素敵な庭園喫茶があるとは知らなかった…!
そのメインの建築はRC造ながら、どこか「昭和の和モダン」な雰囲気を醸し出し、それに向かい合う形で数寄屋造の和風建築が佇む。その間に、ザ・日本庭園というよりはやはりちょっとモダンでかつ自然風な、その上で何本ものマツやモミジ、カエデ類、そしてよくお手入れされたツツジなどの低木…など四季の植栽の楽しめるお庭が広がります。(※なお、通常の喫茶利用ではお庭は室内やテラス部分から眺める形で、庭園内を歩くことや茶室内を見学することはできません)
喫茶室では広い窓越しにこのお庭を眺めながら、老舗開運堂の季節のお菓子をいただけます。そしてお庭だけじゃなく室内では開運堂ゆかりのアーティストの作品も楽しめます。開運堂のパッケージを長年手がけた染色家・柚木沙弥郎やその師匠・芹沢銈介に関する冊子、そしてレオナール・フジタの作品が展示されていたり。松本に旅行に訪れたアートファン、カフェファンはぜひ立ち寄ってみて。
(2026年4月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)
アクセス・住所 / Locations
JR篠ノ井線 松本駅より約2km(徒歩25分)※市内にシェアサイクルあり
JR松本駅より路線バス「新町」バス停下車 徒歩5分
〒390-0876 長野県松本市開智2丁目3-30 MAP
投稿者プロフィール

- Instagram約9万フォロワーの日本庭園メディア『おにわさん』中の人。これまで足を運んで紹介した庭園の数は2,000以上。執筆・お仕事のご依頼も受け付けています!ご連絡はSNSのDMよりお願いいたします。
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