近代~昭和の日本画家・川合玉堂が金沢八景の景勝地に大正時代に築いた別邸の跡地と庭園。横浜市指定名勝。
庭園フォトギャラリーGarden Photo Gallery
旧川合玉堂別邸(二松庵)庭園について
【日付限定公開】
「旧川合玉堂別邸」(きゅうかわいぎょくどうべってい)は近代~昭和に活躍した日本画家・川合玉堂が横浜・金沢区の景勝地に大正時代に造営した別邸。その庭園は横浜市指定名勝となっています。普段は非公開ですが、ほぼ毎月第一土曜日に公開されています(それ以外の公開日もあり。詳しくは公式サイトでご確認ください)。
この1917年(大正6年)に建築された別邸ですが、数寄屋風の主屋は惜しくも2016年年に火事で焼失して現存せず…(残念)。現在は公開日にはその敷地内・庭園を回遊することができます。かつて政財界の要人の別荘地だったこの周辺地には料亭や倶楽部もあったのだとか。そんな街の風景を高台から眺めることができます。
東京・青梅にある『川合玉堂美術館』も近代数寄屋建築の大家・吉田五十八の建築と作庭家・中島健による枯山水庭園が素敵なので、ぜひそちらもどうぞ。
(2017年4月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)