地元の人が訪れる桜の名所!能楽堂も備えた都市公園の平成年代に作庭された池泉回遊式の日本庭園。更には中国風庭園や洋風庭園の広がる“国際交流広場”も。
平和市民公園 日本庭園について
「平和市民公園」(へいわしみんこうえん)は大分市の中心市街地の東部にある都市公園。その中心に平成年代に作庭された和風庭園(日本庭園)がある他、友好姉妹都市の中国・武漢にちなんだ中国風庭園、ポルトガルのアベイロ市や江戸時代から大分と交流の続くオランダにちなんだ洋風庭園があります。
2023年4月に初めて立ち寄りました。ここでは公園の名を冠した能楽堂の前に広がる和風庭園を中心に紹介。
大分川の支流「裏川」沿いの南北約1kmの長さの細長く伸びる平和市民公園。その川沿いには800本以上の桜の木が植わった桜の名所として地元では知られており、訪れた日はお花見客で賑わっていました。
一番最初の開園は1980年(昭和55年)と比較的新しい都市公園で、この和風庭園が作庭されたのも平成時代のはじめ(平成元年/1989年)。能楽堂前に広がる池泉〜流れは都市公園らしいオーソドックスな池庭ですが、北へと歩き進んでいくと立派な石組の滝の姿も。公園そのものは更にその北の横断橋の先にも続く広大な都市公園…。
また公園の最南部には『大分県立埋蔵文化財センター』(旧・大分県立芸術会館)も。設計は関西のモダニズム建築の黎明期を支えた安井武雄が創業した安井建築設計事務所。建築好きや文化財好きもぜひ立ち寄ってみて。
(2023年4月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)
アクセス・住所 / Locations
JR日豊本線 牧駅より徒歩8分
JR大分駅より路線バス「花津留」バス停下車 徒歩4分
JR大分駅より約3km(駅にレンタサイクルあり)
〒870-0100 大分県大分市萩原緑町1 MAP