宝塚駅からも徒歩5分。宝塚の格式高い住宅地に佇むお屋敷で、苔や紅葉の美しい日本庭園を眺めながら和食を。
がんこ宝塚苑について
「がんこ宝塚苑」(がんこたからづかえん)はJR・阪急の宝塚駅から徒歩5分程と近い場所にある和食レストラン。当地の有力者の邸宅を活かした店舗で、お屋敷を囲み、屋内から眺められる日本庭園があります。
京都市内の山縣有朋の旧宅跡『高瀬川二条苑』(第二無鄰菴)や七代目小川治兵衛の庭園が残る『京都亀岡楽々荘』など、多くの歴史的和風建築をレストラン・料亭として活用・運営している「がんこ」の“お屋敷”シリーズ。
2008年、和歌山の国登録有形文化財『六三園』に次いで“お屋敷”シリーズの5店舗目としてオープンしたのがこの“宝塚苑”。2021年9月に初めて訪れました!
武庫川沿いや六甲の山沿いに立ち並ぶマンションも格式の高さを感じる宝塚の街に佇むお屋敷。門をくぐると濡れた石畳がお出迎え。元の施主の好みだった?道標や奇石も配されまるで京都の料亭のよう。
約800坪の敷地に造営されたこのお屋敷はお茶室も含め全17部屋もあり、現在はその一部がお食事処になっています。
庭園は大きく分けて3箇所。まずは前庭、その前庭からも見通せる屋敷の南の露地風の庭園は整った刈込と飛び石、苔が美しい(歩けないのが残念…!)。
そして主屋・渡り廊下・離れに囲まれた池泉庭園。池に降りかかるモミジは青もみじの時期もきれいで、渡り廊下側から眺めた時には宝塚の山側の住宅街が借景になっていて、“宝塚の街”が感じられてとても良い!
おそらく他の店舗同様、庭園のみの見学も可能かと思いますが、このお屋敷の中でお手頃に和食を味わえるのも「がんこ」ならでは。ぜひお食事も楽しんで。
(2021年9月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)