江戸時代、木曽の地を治めた山村家のお屋敷に残る築山泉水式庭園。日本遺産「木曽路」にも構成。
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山村代官屋敷について
「山村代官屋敷」は、江戸時代の280年間に渡って木曽の地を治めた山村氏のお屋敷。山村家は戦国時代は当地の大名・木曽氏の家臣で、関ヶ原の合戦後は福島関所をはじめとした木曽11宿を治めました。この山村代官屋敷は日本遺産「木曽路」の構成文化財にもなっています。
現在残るお屋敷は書院造りの「城陽亭」とその庭園、平成年代に入り移築された「翠山楼」(江戸時代中期、石作駒石の書斎として建立されたもの)のみですが、かつての絵図からは築山泉水式庭園5つを含む20もの庭園があるというほど壮大な敷地・お屋敷だったそう。
その中で唯一現存・公開されている城陽亭の前の庭園は江戸時代後期に作られたとされる築山泉水式庭園で、木曽駒ヶ岳の借景が美しい!
2018年に2度目の訪問。初めての時はこんな借景がきれいとは気づいてなかったなー。重森三玲をはじめとした複数の庭園の見られる「興禅寺庭園」からは徒歩10分もしない程なので、併せてどうぞ!
(2015年10月、2018年11月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)