雲嶺庵庭園(ほまれ酒造庭園)Unreian Garden (Homare Sake Brewery), Kitakata, Fukushima

『会津ほまれ』で知られる酒蔵の創業者により作庭された池泉回遊式庭園。蔵元直営店による無料の日本酒試飲も。

庭園ギャラリーGarden Photo Gallery

雲嶺庵庭園・ほまれ酒造について

「雲嶺庵」(うんれいあん)は喜多方にある酒蔵『ほまれ酒造』内にある日本庭園。広さが1300坪もある池泉回遊式庭園は昭和の中頃(1950年)に作庭された庭園で、庭園の命名は文学博士の綿貫哲雄。

『ほまれ酒造』は大正時代に創業した蔵元。「会津ほまれ」のブランドで知られ、近年はロンドンで行われている『インターナショナル・ワイン・チャレンジ』の日本酒部門で「播州産山田錦仕込 純米大吟醸酒」が最優秀賞(チャンピオン・サケ)に輝いたり、2016年のG7伊勢志摩サミットで安倍首相から各国首脳へのお土産品にも選ばれるなど、国内外で高い評価を得ています。

会津地方への旅行の際、会津若松はこれまで何度か訪れていましたが、喜多方へ訪れたのは今回が初めてだった――喜多方ラーメンは大好きで都内の坂内や小法師には良く足を運んでいるのだけど(笑)
今回喜多方へ行こうと思った目的は庭園より先に、2018年に国の重要伝統的建造物群保存地区となった『喜多方市小田付』の町並みだったのですが――駅でこの庭園のチラシを見掛けて、行かざるを得ない…!と思って初訪問。喜多方で他にも庭園は見ましたが、こちらが最も広く・本格的な日本庭園でした。

この庭園は創業者の唐橋幸作氏によって造園を始められたもので、「雲嶺庵」という名は借景として雲間から磐梯山の山頂が望めることから来ているそう――ですが残念ながらこの日は磐梯山ははっきりとは見られず。
それでも元は原生林だったという樹木が活かされた素晴らしい庭園。築山の向こうに見える滝――実は築山と滝の間には道路があるのですが、遠目には全く違和感なく作庭されている。そして個人的には築山側から庭園を眺めた時、工場の姿が目に入るのは「酒蔵の庭園!」って感じがしてアリだなあと思う。

庭園も自由散策可能なのですが、隣接する蔵元直営施設では10種類以上の「ほまれ」のお酒を無料で試飲することも可能――2014年にリニューアルしたばかりだそうで和モダンな内装の雰囲気もすごく良かった。そして酒蔵見学をすることもできます――庭&酒好きにはたまらない…今回は時間の都合上、酒蔵見学はしなかったのでまた行きたいなあ。(まあ時間の都合と言いつつ本場の喜多方ラーメンを食べに行ったんだけど…)

そして。駅でもらったチラシやこの雲嶺庵の施設内でも紹介されているのだけど、『ほまれ酒造』の社長令嬢はフリーアナウンサーの唐橋ユミさん。ほぼ毎週テレ東深夜の『新Shock感』で見てる…(笑)これまで見た1,000箇所以上の庭園で、「(亡くなられた)政治家・実業家」というカテゴリでの有名人の自宅の庭園はいくつも見てきたけど、「有名タレントの自宅の庭園」を観たのは初めてじゃないかな…!

(2019年5月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)

アクセス・住所 / Locations

JR磐越西線 喜多方駅より約3.5km(駅周辺にレンタサイクルあり)
喜多方駅より路線バス・坂下線「第二中学校南口」バス停から徒歩15分強(本数少ないです。詳しくは会津バスのサイトへ

〒966-0902 福島県喜多方市松山町村松常盤町2706 MAP