シロトピア記念公園

Shirotopia Memorial Park, Himeji, Hyogo

丹下健三、黒川紀章…世界遺産“姫路城”の眼下に残る、現代の名建築家の作品が溶け込むランドスケープ。

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シロトピア記念公園について

「シロトピア記念公園」(しろとぴあきねんこうえん)は世界遺産『姫路城』のすぐ北にある都市公園。園内には巨匠・丹下健三の建築『兵庫県立歴史博物館』と黒川紀章の建築『扇観亭』(休憩所)があります。

(公園の設計も丹下健三・都市・建築設計研究所を手掛けた――とどこかで見た記憶があり、訪れた時にはその認識だったんだけど…どこで見たのか忘れた。)

1988年(平成元年)に姫路市が市政施行100周年を記念し開かれた『姫路百祭シロトピア』。その中のイベント『姫路シロトピア博』の成功を記念し、パビリオン群が並んだ会場跡地に1993年(平成5年)に開園したのがこの公園。
文字通り扇のようなフォルムの休憩所“扇観亭”はそれに伴って黒川紀章の設計で造られたもの。

その一角にある『兵庫県立歴史博物館』はその博覧会より以前の1982年(昭和58年)に丹下健三設計により造営。“現代の城”をイメージされたその建築は姫路城がリフレクションする鏡面が一つの見所。

またその一帯には国登録有形文化財となっている煉瓦造り建築を活かした『姫路市立美術館』(旧第十師団兵器庫)も。
名城だけでなく、先に紹介した安藤忠雄の『姫路文学館』も含め、実は現代の名建築家の作品や近代建築も残る姫路城周辺。

(2021年4月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)

アクセス・住所 / Locations

山陽新幹線・各線 姫路駅より約2km(徒歩25分/駅前にシェアサイクルあり)
姫路駅より路線バス「野里門」バス停下車すぐ

〒670-0012 兵庫県姫路市本町68 MAP

投稿者プロフィール

イトウマサトシ
イトウマサトシ
Instagram約9万フォロワーの日本庭園メディア『おにわさん』中の人。これまで足を運んで紹介した庭園の数は2,000以上。執筆・お仕事のご依頼も受け付けています!ご連絡はSNSのDMよりお願いいたします。
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