新潟を代表する豪農の館に、京都・銀閣寺の出入り庭師でもあった田中泰阿弥により作庭された美しい池泉鑑賞式庭園。
北方文化博物館・伊藤家庭園について
「北方文化博物館」(ほっぽうぶんかはくぶつかん)は新潟を代表する豪農の館。広い敷地に当地の豪農・伊藤家の残した20件以上の登録有形文化財建築が立ち並びますが、主屋には素晴らしい池泉鑑賞式庭園があります。
作庭を手掛けたのは京都の世界遺産『銀閣寺』の出入り庭師でもあり、新潟市の国指定名勝『斎藤家別邸庭園』の修復も手掛けた田中泰阿弥によるもので、座敷から眺める視点もまた美しい!昭和初期に作庭され、将来的に国の文化財になってもおかしくないのでは?と思う素晴らしい庭園!仮にならなくても、この規模の美しい庭園はなかなかお目にかかれません。
広い敷地にはそれ以外にも苔の美しい前庭や、茶室に紐付く茶庭、そして池泉庭が見られます。なお「北方文化博物館」は新潟市内にも登録有形文化財となっている「新潟分館」があり、そちらでも回遊式の庭園を楽しむことができます。
(2017年7月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)
アクセス・住所 / Locations
JR信越線 新津駅よりレンタサイクルで約5km
新津駅または新潟・万代シティバスセンターより路線バス「上沢海博物館前」バス停下車徒歩2分
〒950-0205 新潟県新潟市江南区沢海2丁目15-25 MAP