南部藩・盛岡城主の南部家が明治時代に整備した、大名庭園の雰囲気を醸し出す池泉廻遊式庭園。国登録記念物(名勝地)。
国の登録記念物(名勝地関係)。「旧南部氏別邸庭園」(きゅうなんぶしべっていていえん)は南部藩・盛岡城主の南部家が明治維新後に別邸に作った池泉廻遊式庭園。廃藩置県後ではありますが、雰囲気はまさに大名庭園。
元は江戸時代初期に南部藩の「御薬園跡」として造られ、その後藩主屋敷が建っていた時代も。その後藩校が建てられた時代や荒廃した時代を経て、現在建っている「旧南部家別邸主屋」も明治時代後期の建築で国登録有形文化財。現在は「盛岡市中央公民館」となっています。
園内には元々は市内の「賜松園」にあった明治天皇が宿泊したとされる御成の間が「聖風閣」として移築されています。また国指定重要文化財「中村家住宅」が隣接。
※「盛岡市中央公民館」は2018年より2020年3月31日まで改修により休館するそうです。その間は庭園の出入り口が変わっているそうなので、要注意!
(2016年11月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)
アクセス / Access
JR東北新幹線 盛岡駅より約3km(市内複数箇所にレンタサイクルあり)
JR山田線 上盛岡駅より徒歩約15分
盛岡駅より路線バス「中央公民館前」バス停下車すぐ