口羽家住宅Kuchiba-ke Resicende, Hagi, Yamaguchi

重要伝統的建造物群保存地区・萩市堀内地区で公開されている、かつての萩藩の上級武家屋敷。国重要文化財。

庭園ギャラリーGarden Photo Gallery

口羽家住宅について

「口羽家住宅」(くちばけじゅうたく)はユネスコ世界遺産『明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業』にも登録された萩の城下町に残る江戸時代の武家屋敷。主屋と表門が国指定重要文化財となっています。

2021年7月に約7年ぶりに萩へ。幕末の志士や明治維新後に政府の要職を務めた人材を多数輩出した萩。そのうちの一人、山縣有朋が椿山荘・無鄰菴など“山県三名園”を作り上げたバックグラウンドとして、萩の城下町では“庭園”が身近な存在だったことが影響している(のだと思う)。
前回来た時は全然庭園って目線で巡ってなかったんだけど。武家屋敷や町家に多数庭園が残ります。

萩城跡の南東部に位置する“萩市堀内地区”は萩市に4箇所ある国の重要伝統的建造物群保存地区のうち1つで、武家屋敷の立ち並んだ長屋門や土塀が今でも数多く残る。口羽家はこの地区で唯一観光施設として公開されている文化財施設。9施設で310円という萩観光のマストアイテム「萩市文化財施設1日券」にも含まれます。

で、細かい話でこの9施設のパンフレットはほぼ同じデザインなのですが(白地のA4三つ折り)、この口羽家だけ表紙が凝っていて。毛利元就を筆頭に、小早川隆景吉川元春が描かれた“毛利元就御座備図”が表紙で、その中に描かれた元就の家臣・口羽通良が口羽氏の初代。更にルーツを遡ると毛利氏の庶家(分家)という家系なのだそう。

江戸時代に毛利輝元に従って萩に移住して以来この場所に屋敷をかまえ、藩の中でも家老に次ぐ上級武士だった口羽家。江戸時代後期に建立された表門・主屋は萩藩の上級武家屋敷としては古い事例に当たるのだとか。

“日本庭園”としては座敷前のこじんまりしたものしか残っていないけど、敷地としてはかなり広い=広い意味での“庭”としては大きく、その目の前には橋本川の開放的な風景をのぞむことができる。そんなロケーションからも上級武家屋敷としての名残を感じられます。

(2021年7月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)

アクセス・住所 / Locations

JR山陰本線 玉江駅より徒歩20分弱
JR山陰本線 萩駅・東萩駅より約3km
萩駅・東萩駅より路線バス(循環バス)「ミドリヤファーム入口」バス停下車 徒歩5分
※萩駅・東萩駅にレンタサイクルあり

〒758-0057 山口県萩市堀内146-1 MAP

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