
2020年8月、惜しまれながら閉店した築100年の数寄屋風近代和風建築と鯉泳ぐ庭園が人気だった甘味処。
高台寺 洛匠について
【2020年8月閉店】
「洛匠」(らくしょう)は京都の有名寺院の一つ『高台寺』前の石畳の道“ねねの道”沿いにある甘味処。数寄屋風建築を改装した店内と、海外の庭園誌による日本庭園ランキング『しおさいプロジェクト』にもランクインした池泉鑑賞式庭園が人気でしたが、2020年4月の緊急事態宣言以後休業し、その後復活することなく2020年8月に惜しまれながら閉店
洛匠としての歴史は昭和の中頃からの約50年。中でも名物は宇治・丸久小山園の上質抹茶を使用した草わらびもち。それ以外にも抹茶を使ったメニューを中心にさまざまな甘味が味わえました――って通り掛かると大体人がいっぱいで、自分自身は数寄屋風建築の中で味わうことはできなかったのだけど。
この邸宅の歴史について詳しくは不明ですが、『近代京都オーバーレイマップ』で見ていくと1927年(昭和2年)の段階で現在と全く同じを形をした家屋(池田さんのおうち)が建てられていることが確認できます。なので創業の倍、築おおよそ100年の和風建築。
9月初旬に通り掛かった時、店内の荷物・用具が搬出している最中でした…。現在も格子戸から庭園を眺め見ると、庭園のお手入れは継続されていたのか結構きれいなんですよね…。決して休業以降お手入れが行き届いてないという状態ではない。
こちらに限らずどのの空き店舗も厳しい現状には違いないけど、この唯一無二の空間を引き継ぐことが現れたらいいなあ、と思います。価値がわかる方、文化を消費するのではなく、文化を守る・残す気概がある方に…。
(2016年5月、2020年9月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)
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