俳優・勝新太郎も好んだ、明治時代創業の蕎麦処。築約150年の屋敷から眺める、苔むした京町家風の庭園。
河道屋養老について
「河道屋養老」(かわみちやようろう)は国指定史跡の大寺院『聖護院門跡』の境内西側(聖護院御殿西門前)の路地に佇む蕎麦処。
江戸時代から続く総本家「河道屋」から暖簾分けを許され、創業したのは1910年(明治43年)。そのお屋敷は白川の農家から移築したものだそうで、築150年をくだらない歴史的な京屋敷。その門構えがずっと気になってたのですが、お値段も普段遣いできる値段と知って先日初めて訪れました。
喧騒から少し離れた場所にあるからか俳優・勝新太郎さんも生前行きつけとして訪れていたそうで、また店内には高松宮殿下が訪れた際の写真も飾られていました。お座敷や離れからは苔むした京町家風のお庭を眺めることができます。
この蕎麦処の名物は「養老鍋」。湯葉や大徳寺麩、地鶏や京野菜とともに楽しむ蕎麦すきだそうでーー今回は蒸し暑い日で普通に冷たいお蕎麦を頼んでしまったけど次回はそちらを頼んでみよう!(あと本家の方もずっと行きたい行きたいと思ってまだ行けてないのでそろそろ行きたい)
(2020年6月・11月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)