世界的彫刻家イサム・ノグチが約20年間アーティスト活動の拠点としたアトリエに開かれた野外美術館。要事前予約。
イサム・ノグチ庭園美術館について
【要事前予約】
「イサム・ノグチ庭園美術館」(いさむのぐちていえんびじゅつかん)は世界的彫刻家:イサム・ノグチの制作アトリエとして用いていた場所を活用した野外美術館。イサム・ノグチの没後10年目の1999年に開館。
見学には要事前予約。予約方法については公式サイトをご覧ください。
古くは南北朝時代、京都の国宝『石清水八幡宮』の再建の際に讃岐国より運ばれ、現代でも高級石材として扱われる“庵治石”。その産出地・香川県牟礼町にイサム・ノグチがアトリエと住居を構えたのは1969年~1970年。
石工で現「イサム・ノグチ日本財団理事長」の和泉正敏さんを制作パートナーとして、約20年間ニューヨークと香川でアーティスト活動を続けました。
石彫刻作品の並ぶ内部は撮影禁止ですが、外観の石塁も“石壁サークル”という一つの作品。また建築家・山本忠司さんの手で移築された丸亀の武家屋敷“イサム家”の麓の石垣(公道沿い)もとても特徴的な石積をしていて、隣接する山椒山公園にはイサム・ノグチデザインの遊具も置かれています。
見学時にはイサム家のある高台に作庭された庭園作品“庭”も見学できます。
(2015年3月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)
アクセス・住所 / Locations
琴電志度線 八栗駅より徒歩15分強
JR高松駅より路線バス「祈り岩・与一公園前」バス停下車 徒歩7分
高松駅より9km(駅にレンタサイクルあり)
〒761-0121 香川県高松市牟礼町牟礼3519 MAP