明治・大正期に作られた新潟の豪農屋敷と池泉回遊式庭園。新潟の地ビール『スワンレイクビール』やスノーピークのグランピング施設も!
五十嵐邸ガーデンについて
「五十嵐邸ガーデン」(いからしていがーでん)は新潟の豪農・五十嵐家の明治〜大正時代に造られた邸宅と池泉回遊式庭園を一部リノベーションした結婚式場・レストラン。2019年から始まった国交省のガーデンツーリズム制度の「にいがた庭園街道」にも構成され、また新潟の地ビール『スワンレイクビール』の醸造元でもあります。2019年のGWに初めて訪れました!
五十嵐家は元は当地で庄屋を務めた豪農であり、近代には第百十六国立銀行(新発田銀行)の創設に関わったり新潟の地銀・第四銀行の重役を務めた実業家。そしてこの五十嵐邸ガーデンはその当時に造られた明治〜大正期の豪農屋敷をリノベーションし、2004年にオープン。なおこの近代和風建築はこれを書いてるつい先日、2019年7月に国登録有形文化財になりました。
約5,000坪の敷地のうち半分の面積を占め池泉回遊式庭園は京都から庭師を呼び寄せて作庭されたものとのこと。主屋の前は大きな和風建築が際立つ広い芝生の庭が広がり、その先に池泉回遊式庭園と苔むした園路へと繋がります。またところどころには往時の影響力を感じさせる巨石による石組も。ちなみに池の畔にある横長の蔵屋敷はパン工房やギャラリー。
日本庭園とクラフトビール…ってだけでも個人的にはたまらん組合せなのですが、訪れた時に告知として出ていた・そして後日オープンしたのが、snow peakとのコラボ『スワンレイク × 五十嵐邸ガーデン × スノーピークグランピング 新潟阿賀野リゾート snow peak glamping swanlake ikarashitei garden』。
ふぁーーーなにその組合せ…キャンプインフェス好きとしてはスノーピークも憧れなブランドなわけでして…しかもそのグランピングの宿泊棟の一部は、世界的建築家・隈研吾さんがsnow peakと共同開発した『住箱-JYUBAKO-』というモバイルハウス。…この組合せ、タマランチ会長…。次回かはわからないけど…いつか泊まりに訪れたい!
ちなみに五十嵐邸は東京の東銀座にも『豪農 五十嵐邸』という居酒屋?料亭?を出店しています。一度ランチでカツ丼を食べに行ったのですが美味しかった!(ランチだったからスワンレイクビールは頼めなかったけど!)また行きたいな〜。新潟まで行くのはハードルが高いけど『五十嵐邸』が気になった方はひとまず東銀座で是非に。
ただ公共交通機関で訪れやすい場所ではなく…今回は車でご案内いただいたのだけれど、車以外の選択肢として色々と調べた経路は下記に記載。確か豊栄駅のレンタサイクルは良いチャリだったんですよ(安藤忠雄建築と青木淳建築を観に行く時に利用したことがある)。チャリで10kmなんて屁でもない人はそれが一番時間に縛られずラクかも!?
(2019年5月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)
アクセス・住所 / Locations
JR羽越本線 水原駅より約4km
水原駅より路線バス・五頭温泉郷線「金屋下」バス停下車(⇒時刻表はこちら)
※レンタサイクル好きな人だったら、白新線の豊栄駅から12km。豊栄駅は以前クロスバイクが借りれたので、それがベストか…。その他、15km離れた五泉駅や新津駅もレンタサイクルあり。
〒959-1944 新潟県阿賀野市金屋345-1 MAP