国宝『犬山城』の麓に2022年新たに開業した中部圏初の“ホテル・インディゴ”。そのアプローチには枯山水庭園や奇石のしつらえが。
ホテル・インディゴ 犬山有楽苑について
「ホテル・インディゴ 犬山 有楽苑」(ほてるいんでぃご いぬやまうらくえん)は現存12天守の一つで国宝『犬山城』の麓に位置するホテル。国宝茶室『如庵』を有する日本庭園『有楽苑』に隣接します。
かつては最寄り駅名にもなっている「犬山遊園」があったこの地に前身の「名鉄犬山ホテル」が開業したのは1965年(昭和40年)。皇太子時代の現上皇・上皇后陛下が宿泊される格式の高さをほこりましたが、2019年に営業を終了。
元の建築は解体〜再開発され、2022年新たにインターコンチネンタルホテルズグループ(IHG)の世界的ブティック・ホテル・ブランドの『ホテル・インディゴ』が開業しました。
グローバルなブランドのホテルだけれど、そのエントランスは枯山水庭園のある和風のしつらえ。青石/赤石/白石…というカラフルな庭石が特徴的。エントランスから如庵へ向かう園路の途中にも大きな赤石がある。
ホテルの西側のガーデン入り口には庵治石?の巨石が門を表すかのように並べて立てられていて、全体的に“モダンな和風庭園”の雰囲気を醸している。この辺は宿泊者じゃなく“有楽苑”を訪れた方も目にすることができるので、あわせてチェックしてみて。
(2022年6月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)