木曽義仲が眠る寺院に重森三玲が作庭、2019年に国登録文化財庭園となった“日本一広い石庭”。大名茶人・金森宗和作庭の“万松庭”や小口基實による枯山水庭園も。

“日本三大車窓”でも有名な“姨捨”は古くは平安時代“古今和歌集”にも詠まれ、松尾芭蕉、歌川広重の作品にもなった“ランドスケープの重要文化財”国指定名勝。

“大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ”を訪れるアートファンに立ち寄って欲しい近代和風建築と、苔の名庭園『貞観園』の村山家が残すもう一つの庭園——

国際芸術祭『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ』の初期作品の一つ。現代美術家・保科豊巳さんにより2003年に作庭された環境芸術作品/庭園。

“白樺派”の画家たちが思い描き、現在では安藤忠雄/谷口吉生/藤森照信/吉田五十八ら日本の近現代を代表する建築家の作品も点在する“芸術村”。

近代の名工による鎌倉の実業家の旧邸“冬青庵”の前に世界的美術家・杉本博司／新素材研究所が新たに作庭した、志水晴児の彫刻作品が主役のモダンな枯山水庭園。

戦国大名・武田勝頼ゆかり、世界遺産の庭園クリエイター・夢窓疎石の名跡を継ぐ寺院の文化財庭園。“日本で二番目に高い山”北岳の風景もド迫力！

天皇家/皇室や海外のVIP御用達、長野で明治時代創業の老舗クラシックホテル。日本アルプスにインスパイアされた、重森三玲の孫・重森千靑作庭の枯山水庭園。

“大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ”の作品も展示された、新田義貞一族の武将が創建した神社。景観が十日町市指定文化財(天然記念物)。

国宝『松本城』からすぐ近く。柳宗悦をはじめ多くの文化人/文人と親交のあった実業家・池上喜作の旧邸/茶室。俳人・荻原井泉水による石造物も残る無料公開庭園。

ユネスコ無形文化遺産/国重要無形民俗文化財“綾子舞”を伝える会館前に広がるのは、江戸時代末期に京都の庭師が作庭した柏崎市指定文化財庭園。

『日本百名山』著者/登山家・深田久弥の郷里に開かれた、山岳資料が充実したミュージアム。国登録有形文化財の洋館風建築を囲む苔むした和風庭園も。