鳥屋野潟公園 日本庭園“いやしの庭園”

Toyanogata Park Japanese Garden, Niigata

アルビレックス新潟のスタジアム・ビッグスワンのある都市公園の日本庭園は、新潟のシンボル“萬代橋”を思わせる石橋も見所。

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鳥屋野潟公園 日本庭園について

「鳥屋野潟公園」(とやのがたこうえん)は新潟駅の南部、“鳥屋野潟”湖畔にある新潟県立の都市公園。公園そのものは広大で、新潟県立図書館・新潟県立自然科学館のある“女池地区”、Jリーグ・アルビレックス新潟のホームスタジアム・デンカビッグスワンスタジアムのある“スポーツ公園”、そして日本庭園のある“鐘木地区”と3つに分かれます。

鐘木地区にある日本庭園“いやしの庭園”に2021年11月、試合前に約5年半ぶりに訪れたのでその時の写真を更新。

公園整備の歴史は古く、1970年代より計画がはじまり、鐘木地区が他エリアに先駆けて1986年(昭和61年)に新潟県立の都市公園第一号として開園。

最も人が多く訪れるのはビッグスワンのある“スポーツ公園”で(自分が試合がある日しか行ってないからかもだけど)、鳥屋野潟から水を引き入れた“カナール大運河”や日本庭園を思わせる修景池~流れなど、湖畔というロケーションを活かした水との親和性の高いランドスケープと一体化しています。運河越しの新潟市内の眺望も◎。このランドスケープのデザインを手掛けた「総合設計研究所」

ビッグスワンから直線距離で1.5kmほど西に行った場所にあるのが“鐘木地区”。まあまあ離れているので徒歩で行って戻ってくるのはちょっと面倒くさい距離かもしれないけど…(なのでやっぱ新潟市内はレンタサイクルがオススメ)、こちらにあるのが池泉回遊式庭園“いやしの庭園”

石灯籠や雪吊り、流れからの滝の連続性や紅葉など“和”の要素が散りばめられた中に架かる大きな洋風の石橋――まるで新潟のシンボル・国指定重要文化財の“萬代橋”。水都・新潟の姿を表現したかのような本格的日本庭園。

そして鳥屋野潟公園は桜の名所でもあり、湖周辺には約2,000本もの桜の木が植わっています。4月のビッグスワン、オススメ。またスタジアムから“いやしの庭園”へ向かう途中には有名な『足立美術館庭園』の作者・中根金作が手掛けた日本庭園『天寿園』や『いくとぴあ 食花』の洋風のガーデンもあります。あわせて立ち寄ってみて。

(2015年9月、2021年11月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)

アクセス・住所 / Locations

JR上越新幹線 新潟駅より約6km(駅周辺にレンタサイクルあり)
新潟駅南口より路線バス「鳥屋野潟公園前」バス停下車 徒歩3分

〒950-1141 新潟県新潟市中央区鐘木257 MAP

投稿者プロフィール

イトウマサトシ
イトウマサトシ
Instagram約9万フォロワーの日本庭園メディア『おにわさん』中の人。これまで足を運んで紹介した庭園の数は2,000以上。執筆・お仕事のご依頼も受け付けています!ご連絡はSNSのDMよりお願いいたします。
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