【2020年閉業】弘前城から程近くにある登録有形文化財の割烹・レストランに残る枯山水庭園。京都から呼び寄せた庭師・辻地月による作庭。
翠明荘(旧高谷家別邸)について
【2020年に閉業】
弘前城(弘前公園)の近くにある割烹・レストラン『奥膳懐石 翠明荘』。弘前市にある国指定重要文化財「旧第五十九銀行本店本館(現・青森銀行記念館)」を手がけた堀江佐吉の息子・堀江弥助による建築で、国登録有形文化財。
第五十九銀行の頭取だった高谷英城氏の別邸「玄覧居」として明治後期〜昭和初期にかけて建てられたもので、枯山水庭園の作庭は京都より呼び寄せたという庭師・辻地月によるもの。
遠州流…と言われていますが、枯池になっているところは「瑞楽園」を思い起こさせ、いずれにせよ弘前の街中に更にこんな素晴らしい庭園があるとは!と驚かされました。
今回は瑞楽園の管理者の方にご紹介いただいて見学させていただきましたが、おそらくお食事をすれば見学できるはず…だけど確信はないので…事前に要問い合わせを。そしてお食事も予約がおススメです。庭園だけでなく近代風の洋館や和の奥座敷、茅葺きの四阿など、建物も素晴らしい!(*その後、2020年9月に閉業が発表されました。)
(2018年7月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)
アクセス・交通 / Locations
JR奥羽本線 弘前駅より徒歩20分(駅にレンタサイクルあり)
弘前駅より路線バス「文化センター前」バス停下車 徒歩1分
〒036-8355 青森県弘前市元寺町69 MAP