宗福寺庭園 雨香庭

大館市指定名勝。「宗福寺」（そうふくじ）は大館市の中心部にある寺院。後に大館城主となる小場氏が、室町時代前期（南北朝時代）当時治めていた現在の常陸大宮に創建。
江戸時代となり、それまで常陸国を治めていた佐竹氏が秋田（久保田藩）に藩主として移った際、部下であった小場氏も秋田に移り、初代城主となった大館に菩提寺である宗福寺も移転。
本堂の裏の池泉鑑賞式庭園は江戸時代中期の作庭と推定されており、「雨香庭」（うこうてい）という名は大正時代に訪れた永平寺の僧侶によって名付けられたそう――この日は超快晴でしたが、雨の日に眺めるのもまた良いのかもしれません。ツツジをはじめとした樹木がとにかくモリモリしていて、それが築山のような立体性をもたせている庭園。
※拝観の案内があるわけではないので、社務所にお声掛けして見学を。
※大館にはその他「温泉寺」「洞雲寺」というお寺さんにも庭園があるみたいです。またいずれ行く際にチェックしたい。
（2018年7月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。）