源氏ゆかりの寺院に造られた池泉回遊式庭園は、大正天皇が「東海第一園」と仰せになったとも。紅葉の名所。
修禅寺庭園とは
【期間限定公開】
「修禅寺」(しゅぜんじ)は伊豆の温泉地・修善寺の中心にある、修善寺の地名の由来である寺院。近年、秋の紅葉時期に1〜2週間程度庭園の特別公開が行われています。
平安時代初期に弘法大師(空海)によって創建された古刹で、鎌倉時代には源頼朝の弟・源範頼と頼朝の息子で鎌倉幕府2代将軍・源頼家が幽閉・殺害されたお寺としても知られます。その後は鎌倉時代を代表する禅僧・蘭渓道隆が住まわれていたことも。
現在の庭園は明治時代に完成したもので、三島・楽寿園より小松宮彰仁親王の別邸を移築した折に築庭されたそう。皇太子時代の大正天皇が訪れた際に「東海第一園」と仰せになった池泉回遊式庭園。斜面からのぞめる紅葉で色づいた伊豆の山々も美しい!
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庭園の特別公開時には温泉目的に修善寺に訪れた方々で賑わいます。常時公開ではないのでどメジャーな庭園ではないと思いますが、このお庭で「庭園、癒やされる〜〜」と盛り上がっていた若者の言葉を耳にしたことが、各地の庭園を紹介する当サイトを作りたい!と思い立ったきっかけだったりする(笑)そんな個人的なエピソードなんかも。
(2014年11月、2017年11月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)
アクセス / Access
伊豆箱根鉄道駿豆線 修善寺駅より約3km(修善寺駅近くにレンタサイクルあり)
修善寺駅より路線バス「修善寺温泉」バス停下車 徒歩3分