
徳川家ゆかりの寺院に残る、京都府名勝の池泉鑑賞式庭園と桜が美しかった枯山水庭園―建造物も国指定重要文化財。
【通常非公開・特別公開日あり】
京都府指定名勝。「正法寺」(しょうぼうじ)は八幡市にある国宝「石清水八幡宮」と国指定名勝「松花堂庭園」の中間点に位置する、徳川将軍家ゆかりの寺院。通常非公開の寺院ですが、春と秋の週末に年数日のみ公開されています。桜の時期の特別公開で初めて拝観。
尾張徳川家の菩提寺でもあり、江戸時代に造られた本堂や唐門、方丈の建築や、鎌倉時代に造られたとされる阿弥陀如来像などが国指定重要文化財になっています。
庭園は2箇所あり、まずは本堂・方丈の前に広がる枯山水庭園。白砂と石組、そしてサツキの組合せに今回は満開の桜が相まって素晴らしかった!枯山水とさくらの組み合わせってあまり見たことないかもしれません(その時期に行けてないというのもあると思いますが)。
そして京都府の名勝となっているのは書院の裏にある池泉鑑賞式庭園。こちらは山に沿ってモミジや楓の木が植えられており、秋の紅葉時期が一番の見頃だそう…春は斜面に沿った滝石組がよく見えるのが良いかもしれないけど、まあ圧倒的に秋の方がきれいだろうなあ…!
以後の公開日は下記の公式サイトよりご確認ください。
(2018年3月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)