明治天皇も訪れた、江戸時代中期に造られた池泉回遊式庭園。盛岡市保護庭園。
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盛岡市保護庭園。「賜松園」(ししょうえん)は盛岡市の中心部にある池泉回遊式庭園(現在は枯池式になっています)で、作庭年代は江戸時代中期頃とされています。
江戸時代は武家屋敷があった場所であり、その後盛岡藩で機織業の先駆者だった菊池金吾が取得。明治天皇が御巡幸の際に宿泊され、この庭園を眺め、後々マツを贈られたことから「賜松園」と呼ばれるようになったそう。
なお天皇が宿泊された「御成の間」は、現在「聖風閣」として盛岡中央公民館(「旧南部氏別邸庭園」という国登録記念物の庭園)に移築されています。
「賜松園」は現在は市立の福祉・老人施設の庭園となっているので、見学の際は施設の窓口にお声がけを。今のところ2回ともそれで見学可能でした。
(2015年9月、2016年11月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)
アクセス / Access
JR東北新幹線 盛岡駅より約2km(徒歩25分)
盛岡駅より路線バス「盛岡バスセンター」より徒歩3分