
藤森照信建築の寺務所《松堂》と、中根庭園研究所・中根史郎作庭の池泉回遊式庭園――広い敷地には数多くの茶室も。
神勝寺 禅と庭のミュージアム“賞心庭”について
広島県東部にある総合レジャー施設「みろくの里」と同じ一帯にある「神勝寺」(しんしょうじ)は創建が昭和中期といった比較的新しい寺院で、京都・建仁寺の管長も務められた禅師により開山。
2016年に『神勝寺 禅と庭のミュージアム』がオープン。入口となる寺務所《松堂》は藤森照信さんの設計よる建築、そして池泉回遊式庭園『賞心庭』は世界でも人気の高い『足立美術館庭園』を手掛けた中根金作さんのご子息である中根庭園研究所・中根史郎さんによる作庭。
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その他敷地内には茶室研究家・建築家の中村昌生さんの手掛けた幾つかのお茶室や現代美術家・名和晃平さんとSANDWICHの設計による《洸庭》といったアートパビリオン(こちら)、中根金作さん作庭の石庭(こちら)など、「和」「和モダン」「アート」といったキーワードが好きな人(自分か!)にはたまらない施設になっていました。
ちなみに「みろくの里」では神勝寺温泉や、映画『座頭市』の撮影されたセット、広島県唯一の遊園地などを楽しむことができます。
(2014年8月、2017年12月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)