泉涌寺 楊貴妃観音堂庭園Sennyuji Temple Yokihi-Kannondo Garden, Kyoto

皇室ゆかりの“御寺”のもう一つの庭園。国重要文化財“楊貴妃観音”が安置された、織田信長建立の観音堂の傍の枯山水。

庭園ギャラリーGarden Photo Gallery

泉涌寺 楊貴妃観音堂庭園について

「泉涌寺」(せんにゅうじ)は皇室の菩提寺“皇室香華院”として知られる、真言宗泉涌寺派の総本山寺院。“御寺”(みてら)の呼称でも知られます。国指定重要文化財の仏殿を中心とする格式高い伽藍のほか、『御座所庭園』が特別拝観できます。2021年11月に約5年ぶりに拝観!

>> 泉涌寺の歴史と御座所庭園についてはこちら

>> 通常非公開の重森三玲作庭“仙山庭”はこちら

泉涌寺の庭園といえば御座所庭園だけど、重要文化財の大門を入ってすぐ左手の『楊貴妃観音堂』にもかっこいい枯山水庭園があるのでそちらを紹介。最初人から教えてもらった時は“こちらも重森三玲っぽい”と言っていたんだけど(立石の姿とか)、実際はそうではないとのこと。

洛陽三十三所観音霊場の第20番札所となっている楊貴妃観音堂。安置されている聖観音(楊柳観音・)は鎌倉時代の1230年(寛喜2年)に泉涌寺を中興した俊芿(月輪大師)の弟子・湛海律師が南宋から持ち帰られたもの。 日本国内の仏像と比べ異質なこの観音様、そのモデルは楊貴妃――という伝承から、やがて“楊貴妃観音像”と呼ばれるように。

その建築も1575年(天正3年)に織田信長が建立したものとされ、100年に一度だけ御開帳される秘仏でしたが、この観音様も昭和の中頃(1955年)から一般公開を開始。美人祈願の観音様とされ、確かに(境内に居る人たちの層と比べて)女性が多かった。

観音堂の脇に、現代になってから作庭されたと思しき枯山水庭園があります。手前に白砂で表現された池と背後に緩やかな苔山~サツキの刈込で表現された築山(でもやっぱなんか重森庭園感はあるよな~)。
お堂の前庭も立石と苔で構成され、紅葉と相まって美しかった!

また、楊貴妃観音像とともに持ち帰られ、舎利殿に安置されている木造韋駄天立像と木造月蓋長者像も国重文となっています。

(2021年11月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)

アクセス・住所 / Locations

JR奈良線・京阪本線 東福寺駅より徒歩20分
最寄りバス停は「泉涌寺道」バス停 徒歩13分
京都駅から約2.5km(駅周辺・参道にシェアサイクルポートあり)

〒605-0977 京都府京都市東山区泉涌寺山内町30 MAP

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