江戸城主・太田道灌により創建され“江戸三箇寺”に数えられる寺院に、岩城造園が現代に作庭した庭園。(非公開)
青松寺庭園について
【檀家以外は非公開】
「萬年山 青松寺」(ばんねんざん せいしょうじ)は虎ノ門ヒルズから程近くにある寺院。室町時代の1476年(文明8年)に太田道灌によって創建され、『泉岳寺』、『総泉寺』などと並び曹洞宗の寺院における“江戸三箇寺”の1つとされ、現在も内堀通り〜愛宕下通り沿いの都心に大きな伽藍をかまえます。
江戸時代には長州藩、土佐藩、津和野藩などの江戸における菩提寺となり、土佐藩主・山内家や長州藩・毛利家、そして土佐出身の板垣退助の菩提寺でもあります。江戸時代中期の儒学者・井上金峨の墓は東京都指定旧跡。
境内には2002年に岩城造園により作庭された池泉鑑賞式庭園がありますが、檀家以外は入場禁止。2019年5月に青松寺で行われた『小倉尚人仏画と曼荼羅の世界 プレ写真展』を鑑賞した際、お聞きして拝観させていただきました。都内の隠れた美しい苔庭。背後の山林の先には茶室“智正庵”もあるそう。
(2019年5月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)
アクセス・住所 / Locations
都営地下鉄三田線 御成門駅より徒歩5分
東京メトロ日比谷線 神谷町駅より徒歩7分
JR山手線 新橋駅より徒歩15分・浜松町駅より徒歩20分
〒105-0002 東京都港区愛宕2丁目4-7 MAP