龍安寺 西源院庭園Ryoanji Seigenin Temple Garden, Kyoto

世界遺産の禅の庭“石庭”を鑑賞した後に味わって欲しい名物“七草湯豆腐”と美しい苔の庭園…室町時代管領・細川政元ゆかりの寺院でもある。

庭園ギャラリーGarden Photo Gallery

龍安寺 西源院庭園について

“石庭”(The Rock Garden)が有名な「龍安寺」(りょうあんじ)は室町時代中期に創建された臨済宗の禅寺。世界遺産「古都京都の文化財」にも構成されており、石庭こと『龍安寺方丈庭園』が“庭の国宝”国の特別名勝&、江戸時代の建築である龍安寺本堂(方丈)も国重要文化財、境内に広がる池泉“鏡容池”も『龍安寺庭園』として国指定名勝。

>> 龍安寺庭園“石庭”“鏡容池”の紹介はこちら。

そんな龍安寺の境内の西部、平安時代に貴族・徳大寺家の別荘時代に作庭された“鏡容池”のほとりにある『西源院』(せいげんいん)。こちらも室町時代に開かれた寺院でもあり、現在はその境内・伽藍を用いて“七草湯豆腐”が名物のお食事処にもなっています。その庭園も美しいので紹介。

応仁の乱の後に龍安寺を再興した室町幕府管領・細川政元が、龍安寺の作庭者の候補として名の上がる禅僧・特芳禅傑を開祖として1489年(延徳元年)に創建した西源院。なお龍安寺の境内にあるので「龍安寺 西源院」としているけど、正確には龍安寺ではなく京都を代表する禅寺のひとつ『妙心寺』の塔頭寺院。(龍安寺もそう。)

江戸時代中頃の1797年(寛政9年)に龍安寺が火災に遭い主要なお堂を焼失すると、この西源院から本堂(方丈)が移築。現在私たちが“石庭”を眺める建物がそれで、江戸時代初期の建築で国指定重要文化財となっています。

“石庭”を拝観して階段を下ると西源院の参道の石畳が目に入る。この石畳のある門からは「拝観謝絶」となっていて入ることはできないけれど、“鏡容池”を順路通りぐるっと回遊すると「龍安寺名物 七草湯どうふ」の看板が現れます。

「◯天下一」ののれんをくぐると、一面の苔とモミジの美しい庭園とアプローチが広がります。右手には杉越しに“鏡容池”、左手には石臼?を用いた変わった手水鉢と流れのある庭。
お食事をするお座敷へ上がると正面からその池泉庭園を眺めることができます。ご住職の庭に対する情熱と執着により形作られた四季折々の植物・草花が楽しめるこのお庭、春には池の中島にはに植わった枝垂れ桜が美しいんだろう――。主座敷の北の中庭も苔と青もみじが美しい!

(庭園が見たくて)これまでいくつかの湯豆腐店にこれまでも足を運んだけど、西源院の湯どうふは七草のあっさりとした風味がすごく良い感じ。セットではなく湯豆腐を単品で1,500円でも十分お腹ふくれた…。ぜひ石庭だけなくこの庭園&湯豆腐空間も味わって欲しい!

(2022年7月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)

アクセス・住所 / Locations

嵐電(京福)北野線 龍安寺駅より徒歩10分
最寄バス停は「竜安寺前」下車徒歩5分

〒616-8001 京都府京都市右京区龍安寺御陵下町13 MAP