頼久寺庭園

Raikyu-ji Temple Garden, Takahashi, Okayama

小堀遠州が居館に作庭した代表作の一つ。初夏には枯山水庭園のサツキの花が咲き誇る名所。国指定名勝。

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頼久寺庭園について

「頼久寺庭園」(らいきゅうじていえん)は桃山時代〜江戸時代に活躍した大名茶人・小堀遠州による作庭と伝わるの庭園。

頼久寺の歴史は古く、室町幕府将軍・足利尊氏の命により再興される以前(南北朝時代〜室町時代以前)から存在した古刹。その後、備中松山城主・上野頼久により整備、その名前を冠する形に寺名も改められました。

関ヶ原の戦いを経て備中松山城主となった小堀正次が頼久寺を居館とし、正次の息子だった小堀政一(遠州)によってこの庭園を造成。愛宕山を借景とし、サツキの大刈込みが特徴的な庭園。

どの季節でも心静まる枯山水庭園なのですが、2018年5月初めてサツキの花が咲く季節に訪れてみました。まだ咲き始めだったけど本当にきれいだった…!

(2015年3月、2018年3月、2018年5月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)

アクセス・交通 / Locations

JR伯備線 備中高梁駅より徒歩15分(駅前にレンタサイクルあり)
路線バス「頼久寺口」バス停より徒歩2分

〒716-0016 岡山県高梁市頼久寺町18 MAP

投稿者プロフィール

イトウマサトシ
イトウマサトシ
Instagram約9万フォロワーの日本庭園メディア『おにわさん』中の人。これまで足を運んで紹介した庭園の数は1,900以上。執筆・お仕事のご依頼も受け付けています!ご連絡はSNSのDMよりお願いいたします。
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