“アンテルーム”を手掛けるUDSディレクション。“茶庭の露地と灯り”がコンセプトのホテルの現代風枯山水庭園。
オリエンタルホテル京都六条について
「オリエンタルホテル京都六条」は明治時代に神戸の旧居留地で開業した日本最古級の西洋式ホテル「オリエンタルホテル」系列の、2019年11月にオープンしたほぼ最新店舗。“茶庭の露地と灯り”がコンセプトで、ロビーでは現代枯山水庭園や現代和風建築の雰囲気が味わえます。京都・堀川五条からほど近く。
『こんな時だから、住んでる町のホテル、旅館、ゲストハウスに泊まりたい』シリーズ。今回は「京町家の旅館・ゲストハウス」じゃなく普通のホテルですが、この現代風枯山水庭園がずっと気になっていたんですよね〜。
価格の話を最初にしてしまうと、宿泊予約サイトでこの店舗を最初に見つけた春頃は大体1泊6,000円ぐらい。8月にそれが値下がりし、プラスGoToトラベルで1泊2千円台だったのを見て…自宅からチャリこいで泊まりに!
コンセプト文の本文は公式サイトで見ていただくとして…“和”だけでなく“茶庭”“露地”まで掘り下げたテーマのホテルのコンセプト文って珍しいな、これまで無かったよな、と感じる。
そして行った時は知らなかったけど、京都のアートホテル『アンテルーム京都』を手掛けているUDS株式会社がブランディングやデザインディレクション/インテリアデザインを担当していた。納得!
中庭の作庭を手掛けたのは枚方の造園会社・ウエルコームさん(とフロントでお聞きしました)。先日紹介した清水坂の『普門庵』も枚方の造園会社さんだった。枚方も植木・造園がさかんなのかな…。
客室によっては部屋からこの庭園を見下ろすことができ、またライトアップされた庭園を眺めながら、ロビーで深夜まで作業することも可。自分みたいな人間には嬉しい。フレスコ(スーパー)もすぐ近くにあるし…。
やー雑誌とか見てると、京都のおしゃれホテルって1泊数万円のところがゴロゴロしてるじゃないですか。そういう所にはまだまだ行けませんが、比較的低価格帯の施設でもこういうかっこいい現代庭園があるのはさすがです。東西本願寺や国指定名勝『渉成園』までも徒歩圏内。若い庭園ファンにオススメ。
(2020年8月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)
アクセス・住所 / Locations
京都市営地下鉄烏丸線 五条駅より徒歩8分
JR京都駅より徒歩15分強
最寄りバス停は「堀川五条」下車 徒歩3分
〒600-8333 京都府京都市下京区油小路通六条上る卜味金仏町181 MAP