妙心寺“東海派”の本庵。”京都の石庭の名園”にも挙げられることの多い、通常非公開の3つの枯山水庭園。国指定名勝。
妙心寺 東海庵庭園について
【通常非公開】
「東海庵」(とうかいあん)は京都を代表する寺院のひとつ『妙心寺』山内にある塔頭寺院で、山内の寺院の中でも“妙心寺四派”に数えられる“東海派”の本庵という格式の高さをほこる寺院。京都の石庭の名園としてもたびたび名の上がる庭園は国指定名勝となっています。
妙心寺山内で常時公開されている3つの寺院のうちひとつ『大心院』(『足立美術館』の庭園で有名な中根金作による庭園があります)のお向かい。なお大心院も“東海派”のお寺です。この東海庵は通常非公開ですが、京の冬の旅2018の特別公開で初めて拝観しました!
江戸時代後期に造られた3つの枯山水庭園があり、白砂による方丈の庭園“白露地の庭”、書院西庭にある“東海一連の庭”、そして7つの石による坪庭である“中庭”があります。
それぞれの良さがありますが、坪庭が特に素敵で――でも「パンダみたいと言っていた人が居た」とガイドの方がおっしゃられていてから、すごくかわいく思えてきた(笑)
庭園以外にも、狩野元信による水墨画や狩野派による障壁画なども見応えあります。次の特別拝観が待ち遠しい…!
(2018年3月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)
アクセス・住所 / Locations
JR嵯峨野線 花園駅より徒歩9分
嵐電(京福)北野線 妙心寺駅より徒歩9分
最寄りバス停は「妙心寺北門前」バス停 徒歩7分
〒616-8035 京都府京都市右京区花園妙心寺町61 MAP