大徳寺 大仙院庭園Daitokuji Daisenin Temple Garden, Kyoto

“庭の国宝”国の特別名勝に指定されている、室町時代作庭の京都及び日本を代表する枯山水庭園の一つ。本堂も国宝。

庭園ギャラリーGarden Photo Gallery

大徳寺 大仙院庭園について

【写真撮影禁止】
「大仙院」(だいせんいん)は京都を代表する禅寺の一つ・臨済宗大徳寺派の本山『大徳寺』の塔頭寺院の一つ。その建築(方丈)は国宝、庭園は室町時代を代表する枯山水庭園として“庭の国宝”国の特別名勝に指定されています。

2021年春に数年ぶりに拝観。撮影禁止なので庭園写真はありませんが、文章のみ紹介いたします。

その歴史について。室町時代の1509年(永正6年)、近江国守護・六角政頼の子(=戦国大名・六角高頼の兄弟?)で大徳寺の76代住職・大聖国師こと古岳宗亘禅師により創建。大徳寺に四つある派閥のうち、『龍源院』を中心とする南派(龍源派)に対してこちらは北派(大仙派)の中心寺院。

室町時代には後柏原天皇や六角家を継いだ六角貞頼などの武家や公家の帰依を受け繁栄、多くの茶人が帰依した春屋宗園が住職を務められた頃には千利休もしばしば滞在したそう。

特別名勝となっているのは書院庭園。創建時に古岳宗亘により作庭されたと伝わる、室町時代および日本を代表する枯山水庭園の一つ。阿波の青石を水流に見立て、山と滝、渓流を表現し、白砂の大海へ流れ込む様が描かれた庭園は今この現代に見ても豪快でかっこいい。
なお書院“拾雲軒”も国指定重要文化財で、江戸時代にはかの剣豪・宮本武蔵と大徳寺の住職も務めた沢庵宗彭和尚ゆかりのスポット。

そして国宝の本堂(方丈)は書院庭園より少し後、1513年(永正10年)の建築で、京都及び日本国内では東福寺『龍吟庵』の方丈に次ぐ古さをほこります。方丈前の白砂の庭園も書院庭園とは別に国指定名勝。

その他にも相阿弥狩野元信狩野之信といった室町時代のアーティストにより描かれた襖絵も国指定重要文化財となっています。撮影は不可ですが、一見の価値ありの京都を代表する寺院の一つ。

(2014年6月、2021年4月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)

アクセス・住所 / Locations

京都市営地下鉄烏丸線 北大路駅より徒歩20分
最寄りバス停は「大徳寺前」バス停下車 徒歩6分

〒603-8231 京都府京都市北区紫野大徳寺町54-1 MAP

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