日本の最南の国指定文化財庭園。200年前の琉球様式の枯山水庭園が国指定名勝、御殿屋敷は国指定重要文化財。城間親雲上作庭。
庭園フォトギャラリーGarden Photo Gallery
旧宮良殿内/宮良殿内庭園について
「宮良殿内」(みやらどぅんち)は石垣島/八重山の地頭職であった「宮良」氏の屋敷。200年前(日本国内でいう江戸時代後期)の琉球王国の上級士族の屋敷として建築が国指定重要文化財、庭園も国指定文化財(国指定名勝)となっています。
琉球様式の赤瓦屋根はもちろん、石垣の造りも独特で見応えあるお屋敷。庭園は沖縄本島の国指定名勝庭園と同様、琉球石灰岩による石組みが特徴的な枯山水庭園で、作庭は首里の庭師・城間親雲上(ぐすくまぺーちん。難読…)とされています。
この城間親雲上は石垣島で同じく国指定名勝の『石垣氏庭園』も手がけています。石垣氏庭園は通常非公開ですが、宮良殿内は観光施設として公開されているのでまずはこちらだけでも。
(2018年6月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)
アクセス・交通 / Locations
南ぬ島石垣空港より路線バス(アートホテル経由)「桟橋通り」バス停下車 徒歩3分
石垣港ユーグレナ離島ターミナルより徒歩9分
〒907-0022 沖縄県石垣市大川178 MAP