空海や上田宗箇など各時代の著名人ゆかりの寺院に造られた、重森三玲作庭の枯山水庭園。広島の紅葉の名所。
三瀧寺庭園“補陀落の庭”について
「三瀧寺」(みたきでら)は広島の街中からもほど近い三滝山の中腹に位置する寺院で、広島の紅葉の名所。平安時代初期に空海により創建されたと伝わり、江戸時代には『縮景園』の作庭者でもある武将・上田宗箇も松を植えたというゆかりの場所。
その名の通り境内には3つの滝があり、そのうちの1つからの水の流れを活かした庭園“補陀落の庭”は重森三玲による作庭(改修?)とのこと。自分が訪れた際は庭園手前にある茶室が空いておらずそこからの眺めは見れませんでしたが、通路から眺められます。
広島は何度も来ていたけどこんな庭園があるとは知らず…。広島市内から近い山なのでハイキング客も多かったなーという印象。なお可部線沿いには『桜下亭』というレストランにも重森三玲庭園があるそうです。こちらもいずれ行きたい。
また、三瀧寺の観音堂、鐘楼など幾つかの建物は被爆遺構だそうです(本堂、県指定文化財の多宝塔はそれ以降のもの)。
(2018年3月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)
アクセス・住所 / Locations
JR可部線 三滝駅より徒歩15〜20分
JR山陽新幹線 広島駅より路線バス「三滝観音」バス停下車 徒歩5〜10分
広島駅より約5km ※広島市内には「ぴーすくる」というレンタサイクルがあります。
〒733-0805 広島県広島市西区三滝山411 MAP