東京のバラの名所で期間限定で行われる、ジョサイア・コンドル設計の洋館とバラ、日本庭園のライトアップ。
※上の写真を逆側にスクロールorフリックすると、ライトアップされた日本庭園の写真に早く辿り着きます!
旧古河庭園『バラと洋館・日本庭園のライトアップ』を初鑑賞!
【ライトアップは期間限定開催】
「旧古河庭園」(きゅうふるかわていえん)はジョサイア・コンドルにより設計された洋館と洋風庭園、七代目小川治兵衛(植治)の作庭した日本庭園の楽しめる回遊式庭園で、国指定名勝。東京のバラの名所としても有名で、例年春と秋に「バラフェスティバル」が開催されています。
春のバラフェスティバルの期間中には、更に日時限定で夜間公開『バラと洋館・日本庭園のライトアップ』が行われます。
この人気イベント、2019年は5月10日(金)~19日(日)の毎日日没〜21時(入場は20時30分まで)の期間で開催されますが、それに先駆けたライトアップ特別撮影会に初参加させていただいたので早速その模様を紹介…!
園内に100種類以上あるバラも見頃を迎え、鮮やかにライトアップされたバラも勿論美しいのですが、ジョサイア・コンドル設計の洋館の夜の姿もレア!
また紅葉も美しい古河庭園――新緑のモミジが照らされてるのもまた美しかった。…ここで載せている写真よりも実物はもっと美しいので、仕事帰りや週末にどうぞ!
武蔵野台地の高低差を活かした庭園で、高台部にはコンドルが手掛けた洋風庭園、低地部には7代目小川治兵衛の手掛けた池泉回遊式庭園が広がります。
ライトアップでは洋館×バラ園の組合せがフィーチャーされますが、当サイト的には京都で数多くの名園を手掛けている小川治兵衛が東京に残した数少ない庭園も推したい。またコンドル設計の建築は都内でもいくつかありますが、庭園の設計もコンドルも手掛けた――と明記されているのは古河庭園ぐらい?
特別名勝の大名庭園『六義園』からは駒込駅を挟んで徒歩15分ほど。2つの庭園を見学できる(少し安い)「園結びチケット」もあります。
更に桜の名所「飛鳥山公園」までは目の前の道路を徒歩10分強。飛鳥山公園には新一万円札の肖像画になることでも話題になった渋沢栄一の邸宅に作られた庭園『旧渋沢庭園』や国重文の近代洋風建築が残ります。古河庭園を起点とした散歩の際は併せてどうぞ!
(2019年5月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)