九年庵（旧伊丹家別邸）庭園

九年庵（旧伊丹家別邸）庭園について

【例年、春と秋に期間限定で特別公開】
「九年庵」（くねんあん）は佐賀および九州を代表する紅葉の名所の庭園。「九年庵（旧伊丹氏別邸）庭園」の指定名で“ランドスケープの国指定重要文化財”国指定名勝となっています。

佐賀県の実業家で後に貴族院議員も務めた伊丹彌太郎の別邸として明治時代に造られた茅葺きの数寄屋建築と庭園。築庭に9年掛かったことから当時存在した茶室に「九年庵」と名付けられました。作庭は久留米の作庭家・阿理成によるもの。阿理成の庭は他にも久留米の『誓行寺』にあるそう。

通常非公開の庭園ですが、毎年春と秋に数日間特別公開されます。秋期はおおよそ例年11月15日～11/23[祝]の9日間の開催。詳しい公開時期は神埼市観光協会の公式サイトにて！

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混雑時には長時間待つという評判を聞いていたので、2017年秋に初めて訪れた際には雨の平日の午前に行きました。…が、それでもちょうどバスツアーのお客さんが続々と訪れたタイミングで園内は混雑…。

ただその「数百人が一斉に入場するタイミング」を上手いことそのタイミングを外してエアポケット的な時間に入場できると（2回入園しました）、「人が少ない」九年庵を一瞬だけでも歩くことができました。

ちなみに個人の入場列はツアー客と別。駐車場に限りがあるのも辿り着くまでに混雑する一つの理由なので、下記の公共交通機関やシャトルバスで訪れることを推奨したいと思います。隣接する「仁比山神社」の紅葉も見事なので、先にそちらを見て入場タイミングをずらすのも手。

（2017年11月、2025年11月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。）