金刀比羅宮表書院庭園Kotohiragu Shrine Omoteshoin's Garden, Kotohira, Kagawa

国名勝「象頭山」の中腹にある四国を代表する寺社仏閣に江戸時代初期に造られた池泉鑑賞式庭園。こんぴらさん。

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金刀比羅宮・奥書院庭園について

こんぴらさんでお馴染み「金刀比羅宮」(ことひらぐう)は国指定名勝ともなっている「象頭山」の中腹に鎮座する神社。金比羅神社、琴平宮など様々な呼ばれ方もありますがその信仰は古く、平安時代後期の崇徳天皇が保元の乱の後に晩年をこの地で過ごしたという歴史も(なので金刀比羅宮には崇徳天皇が祀られています)。

より一層賑わい始めたのは江戸時代で、その後明治時代の神仏分離・廃仏毀釈で現在は「」ですが、一際立派で彫刻の美しい「金刀比羅宮旭社」(12枚目)は元々は江戸時代末期に神宮寺というお寺の金堂として建てられたものだそう。

本宮へ参る途中にある「表書院」に江戸時代初期の作庭と推定されている池泉鑑賞式庭園があります。山の斜面に沿って造られていて、象頭山に降り注いだ雨水がこの庭園に流れ込む仕組みになっているそう。またその斜め向かいにある広場が蹴鞠のためのお庭で、金刀比羅宮では現在も年に数回蹴鞠のイベントが開催されています。

江戸時代初期に造られた入母屋造の表書院、奥書院ともに国指定重要文化財。また表書院には円山応挙による障壁画、また非公開の奥書院には伊藤若沖による障壁画も(いずれの障壁画も国重要文化財。文化財だらけ!)。また奥書院には讃岐富士を借景とする庭園があるそう。いつか見てみたい…!

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2019年に7年ぶりにこんぴらさんへ足を運びました。三が日の中で足を運んでしまったので想像以上に人出がすごく…。時間的に今回は旭社まで辿り着けず…!石段を下ってられないと思って裏参道へ向かった結果、初めて金刀比羅宮の神苑の鏡池(10枚目)を通過。広い神苑は楓が植わっている紅葉期に美しいエリア、また春に美しい桜並木、ツツジ苑なども。

象頭山の中腹にあたる展望台からの讃岐平野の眺めも素晴らしいのですが、象頭山が国名勝となっているのは遠くから眺め際のそのユニークな形から来ているそう。今度意識して眺めてみよう。

(2012年1月、2019年1月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)

アクセス・住所 / Locations

JR土讃線 琴平駅より徒歩約25分
ことでん琴平線 琴電琴平駅より徒歩約20分
※いずれも参道の混雑時はもっと掛かるかも

〒766-8501 香川県仲多度郡琴平町892-1 MAP