足利氏の二代目・足利義兼が奥州平泉の世界遺産『毛越寺』に影響を受け鎌倉時代に作庭されたと伝わる浄土庭園。国指定史跡。樺崎八幡宮も。
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樺崎寺跡 浄土庭園/樺崎八幡宮について
「樺崎寺」(かばさきでら)は鎌倉時代初期に足利氏の2代目・足利義兼が奥州合戦の戦勝祈願のため創建したと伝わる寺院。その後明治時代に廃寺となってしまいますが、「樺崎寺跡」として国指定文化財(国指定史跡)となっています。
足利市の郊外に位置する樺崎寺跡。旧境内には江戸時代に建てられたとされる『樺崎八幡宮』の本殿と、近年復元された池泉回遊式庭園があります。
この庭園は奥州合戦におもむいた足利義兼が、平泉にて現・世界遺産『毛越寺』の庭園に感銘を受け、自分の領地にも作らせたといういわゆる“浄土式庭園”。国宝の『鑁阿寺』と合わせて巡ってみて。
(2017年11月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)
アクセス・住所 / Locations
JR両毛線 足利駅より約5km(JR駅近くにレンタサイクルあり)
足利駅または足利市駅より路線バス「北郷支所前」バス停下車 徒歩25分
日本、〒326-0004 栃木県足利市樺崎町1261 MAP