世界遺産“原爆ドーム”も…巨匠・丹下健三が手掛けたランドスケープは戦後の庭園・公園で最初の国指定名勝。
広島平和記念公園について
「広島平和記念公園」(ひろしまへいわきねんこうえん)は広島の中心部・原子爆弾の爆心地に造られた都市公園。設計は巨匠・丹下健三。被爆建造物『原爆ドーム』がユネスコの世界文化遺産となっているほか、公園として国指定名勝、そして日本の都市公園100選にも選定。
原爆死没者の慰霊と世界平和を祈って造営された平和記念公園。丹下健三はコンペを勝ち抜き設計者に選ばれました。
後に京都のモダニズム建築『国立京都国際会館』を手掛けた建築家・大谷幸夫も“丹下研究室”のメンバーとして平和記念公園のプロジェクトに参加。
同じく丹下の設計で公園の後に完成した『広島平和記念資料館』も現在では国指定重要文化財であり、「広島ピースセンター」として“DOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築”にも選定されています。
また公園南側にある平和大橋・西平和大橋は世界的彫刻家:イサム・ノグチによる設計。
(2009年、2014年8月、2016年7月、2021年4月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)
アクセス・住所 / Locations
広島電鉄 原爆ドーム前駅・本通より徒歩4分
JR広島駅より路線バス「紙屋町(メルパルク前)」バス停下車 徒歩4分
〒730-0811 広島県広島市中区中島町1丁目1 MAP