国宝・世界遺産“姫路城”の御屋敷跡に造られた、九つの顔を持つ大名庭園の面影残る池泉回遊式庭園。
好古園・姫路城について
「好古園」(こうこえん)は日本を代表する城郭・姫路城の西御屋敷の遺構を活かし、平成年代に作庭された池泉回遊式庭園。
豊臣秀吉が城主をつとめたこともある「姫路城」通称・白鷺城が現在のような大規模な城郭となったのは江戸時代初期・池田輝政の時代。現存12天守の一つとして多くの建造物が国宝に指定され、またその中でも最も大規模な城郭として、日本初の世界文化遺産としても知られます。
好古園は江戸時代初期より西御屋敷・武家屋敷があった場所とされ、国の特別史跡にともなう発掘調査の後「好古園」が開園。最も大きな池泉回遊式庭園である「御屋敷の庭」から始まり、茶室・茶庭や「流れの平庭」という曲水風の庭園、そして松が見所の松の庭、最後に竹の庭と姫路城をのぞむ「築山池泉の庭」と、さながら日本庭園の見本のような回遊式庭園。
姫路城は過去に2度ほど足を運んだことがあったのですが、好古園は行けていなかったので今回初訪問…人が多い庭園なのでなかなかゆっくりとは見られませんが、庭園の終盤なので意外と人が留まらない「築山池泉の庭」は姫路城をのぞむことができて好き!
(2018年8月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)
アクセス / Access
JR山陽本線 姫路駅より徒歩17分(※街中にレンタサイクルあり)
山陽本線 山陽姫路駅より徒歩13分
姫路駅より路線バス「好古園前」バス停下車すぐ
〒670-0012 兵庫県姫路市本町68 MAP