江戸時代からの歴史を持つ『麓山公園』に隣接する、日本庭園や茶室を備えた郡山の現代の都市公園。
21世紀記念公園 麓山の杜について
「21世紀記念公園 麓山の杜」(21せいききねんこうえん はやまのもり)は日本の歴史公園100選にも選ばれている『麓山公園』に道を挟んで隣接している郡山市の都市公園。日本庭園エリアや茶室「無尽庵」や数寄屋風建築の「麓山荘」があります。麓山公園と同じく2010年に一度訪れたことがあって、今回はそれ以来約9年ぶりに訪れました!
その名の通り21世紀、2003年にオープンした公園で、公園・庭園の設計は千葉県海浜幕張の『見浜園』や東京都の『府中の森公園』の設計を手掛けた株式会社ライフ設計事務所が担当。公園の西部分にある池泉回遊式庭園が“松陵の滝”、麓山荘の前にある枯池の流れが見られる庭園が“安積の庭”というそうです。麓山荘は休憩施設として抹茶をいただくことも。
公園の大部分は芝生であり防災公園という位置づけも強いのですが、その芝生に配された彫刻なんかを見ていても現代風の小洒落た公園という感じもします。カフェやホールを備えた交流施設「とんがりふれあい館」や今回訪れた時にはチューリップの花が咲き誇る花壇なども見所!
市民に親しまれるための様々な企画を行っていて、そのうちの一つで面白いなと思ったのがとんがりふれあい館の緑の相談コーナーが実施している『記念樹交付事業』。これは
郡山市にお住まいの方で、戸建住宅を新築または購入された方に記念樹として、樹木の苗木を1本プレゼント
という施策。こういう市民が立ち寄ってみようと思う施策を考えることは大切だなあと。郡山の園池の多さは住みよさの一つなんだろうなあと思ったり、ふと久しぶりに音速ラインの曲を聴きたくなったり…。
(2010年3月、2019年5月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)